戦前から現代まで、3世代100年にわたる物語を描くNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。現在は、川栄李奈演じる3代目ヒロイン、大月ひなたが活躍する「ひなた編」を放送中だ。
この「ひなた」編で、時代劇スターを夢見る青年・五十嵐文四郎を演じているのが本郷奏多。SNS上では、「これほどの役者だったとは…!」「かわいいやつ」などと評価する声が上がっている。
五十嵐は、稽古は熱心だが、生意気で無愛想で、ちょっと頭でっかちな男、という役どころ。
第81回(2月24日放送)では、映画『妖術七変化!隠れ里の決闘』のリバイバル上映を、ひなたと五十嵐が一緒に見に行く様子が描かれた。
チケットを2枚手に入れたひなたは、五十嵐から「オーディションのための参考にしたい。1枚譲ってくれ」と土下座され、これを承諾。
映画館に向かう電車の中で、うれしそうな表情を浮かべる五十嵐に、「笑みを隠しきれない五十嵐いいな。好感度がじわじわ上がってきた」「あれほど憎らしかった五十嵐が」といったコメントが寄せられた。
その後、映画館で、ひなたにチケットのお礼としてポップコーンを買った五十嵐だが、自分は金欠のため食事もままならず、空腹のあまり倒れ、結局、大月家で夕食をごちそうになる。
この展開には、「ご飯食べて、るい(深津絵里)を見て、うんうんうなずく五十嵐がかわいい」「母性本能をくすぐられる」といった声が続出した。
第82回(2月25日放送)では、オーディションの前日、回転焼きを買いに「大月」に行く五十嵐の姿が。店番をするひなたから、るいの不在を知らされた五十嵐は、熱々の回転焼きが食べられないと思い、帰ろうとするが、ひなたは五十嵐のために回転焼きを作る練習をしていたのだった。
熱々の回転焼きとともに、ひなたに応援された五十嵐は「ありがとう。これで頑張れる」と感謝を述べる。
徐々に距離を縮める2人の姿に、「少しだが、ひなたと五十嵐がアツアツに出来上がりつつある」「ひなたと文四郎がどんどん素直にかわいくなっていく~!」「犬猿の仲のようでいて、お互いを理解しているのがほほ笑ましい。性別を超えた同志感ある」などと、コメントも盛り上がりを見せた。