2022年公開の二宮和也の主演映画『TANG タング』のビジュアルと超特報映像が25日、公開された。
原作は、ベルリン国際映画祭で「映画化したい1冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。
ゲームざんまいで妻に捨てられた駄目男の春日井健(二宮)は、無職で人生の迷子中。ある日、健の家の庭に突然、記憶をなくした迷子のロボット「タング」が現れる。この迷子同士の運命の出会いが、まさかの驚きに満ちた壮大な冒険の幕開けとなる。
へっぽこのロボット、タングに命を吹き込んだのは、『STAND BY ME ドラえもん』や『シン・ゴジラ』などを手掛ける日本を代表するVFXプロダクション「白組」。最高峰のVFX技術によって生み出されたタングは、ロボットなのに潤んでいるように見える瞳と、決して最新とは言えないポンコツ具合を兼ね備えている。
一方、健は、ボサボサの髪にヨレヨレのTシャツ、左右違うサンダルと靴下…と駄目男そのもののルックス。そんな健のシャツをつかんで離さないタングの姿は、キュートで愛らしさ満点だ。
このビジュアルに、原作者のデボラ・インストールも「思わずタングをハグしたくなる。健も全てが完璧で、二宮さんは表情や姿勢など、見事に演じてくれると確信した」とコメント寄せた。
併せて解禁された超特報映像には、 健に付いて歩いていくも、疲れて立ち止まるタングの姿が。見かねた健が抱き上げようとした瞬間、大好きなてんとう虫を見付けて走り出していくその姿に、憎めないタングのかわいさが全開。
また、タングを見失い、周りを探す健と、周りが見えなくなった揚げ句、健にぶつかってしまうタングのポンコツぶりも見ものだ。