コーエーテクモゲームスの戦国アクションRPG『仁王2』完成発表会が11日、東京都内で行われ、出演者の竹中直人と波瑠が出席した。
ゲーム内で、主人公と行動を共にする木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)を演じた竹中は「39歳のころにNHK大河で『秀吉』をやらせてもらって、岡田准一くんの『軍師官兵衛』の中でも、再び秀吉を演じさせてもらって、まさかここでも藤吉郎を演じられるとは…。本当に驚いたし、光栄です」と喜びを語った。
一方、 強さと美しさを兼ね備えた妖怪ハンター「無明(むみょう)」を演じた波瑠は、ゲーム関連の仕事はほぼ初めてだったそうで、「声を当てる難しさもあったし、私の顔面がゲームの世界観を壊してしまわないか、不安もあった。でも実際に収録してみると、新しい体験がたくさんあって、とっても新鮮で楽しかったです」と語った。
波瑠は、普段からゲームをよくするという。「基本的に忙しくなければ日課です。ゲーム友達がいっぱいいて、全く違う仕事の人や、海外の人もいる。私はものすごくインドア派なのですが、仕事終わりに仲間が絶対にいるバーに行く、みたいな感覚でゲームをやったり、友達と(オンラインで)話をしながらゲームをやるのが好きです」と明かした。
また、今回2人が演じたキャラクターは、フェイシャル撮影を行い、本人そっくりの顔立ちに仕上がった。竹中は「自分の顔が大嫌い。朝起きて鏡を見たときに『なんて顔してるんだ』と、子どもの頃から思って生きてきたのに、まさか100台のカメラで自分の顔を撮られるなんて。ものすごく怖かった」と苦笑した。
波瑠も「カメラの台数に圧倒された」といい、この日の会場でオープニングムービーが初上映されると、「やはり大きな画面で見るのはちょっと恥ずかしい。(キャラクター化する際に)“美人補正”をかけてくださり、本当にありがとうございました」と照れ笑いを浮かべた。