土屋太鳳「役の持つ威力に押し潰された」 “絶世の美女”、“演技の天才”の2役を熱演

2018年8月23日 / 14:27

絶世の美女・丹沢ニナ役を務めた土屋太鳳

 映画『累-かさね-』の完成披露試写会が22日、東京都内で行われ、出演者の土屋太鳳、芳根京子、横山裕(関ジャニ∞)、檀れい、浅野忠信と佐藤祐市監督が登壇した。

 本作の主人公は、天才的な演技力を持ちながらも自らの醜い容姿に強いコンプレックスを抱く淵累(芳根)と、美ぼうに恵まれながらも女優として花開かずにいる丹沢ニナ(土屋)。そんな対照的な2人が“キスをすると入れ替わる”不思議な口紅に導かれて、欲望むき出しでぶつかり合う姿を描いた愛憎劇となっている。

 ニナと、ニナと入れ替わった累の“一人二役”を演じた土屋は、「役の持つ威力がすご過ぎて押し潰されました。ニナちゃんは普通の美女じゃなくて、絶世の美女。そして累と入れ替わったら演技の天才…。ハードルが高く、恐ろしいと思いましたが、きょんちゃん(芳根)をはじめ、皆さんからパワーを頂き乗り越えられたと思います」としみじみ振り返った。

 同じく一人二役を演じた芳根も「太鳳ちゃんと一緒に累を作れて本当に良かった」と話し、最後のあいさつでは、「太鳳ちゃんと手をつなぎ合って、身を削って苦しみながら、命を懸けて撮影させてもらいました」と語り、涙をあふれ出させた。そんな芳根を土屋が優しいハグで包み込み、会場を和ませた。

 一方、2人から思いを寄せられる舞台演出家の烏合を演じた横山は、モテ男を演じた感想について、「プライベートと何ら変わりはないな…」と冗談めかしながら「こんな光栄なことはありません」とにっこり。映画の内容にちなみ「優越感」について聞かれると、「ライブをしている時などは、関ジャニすごいなって思ったりはします」。「劣等感」については「(肌の)色の白さ。撮影などで、僕が急にカメラ前に立ったりしたら、照明さんがちょっとザワつく。その時は申し訳なく思います」と答え、笑わせていた。

 映画は9月7日からロードショー。

(左から)佐藤祐市監督、檀れい、芳根京子、土屋太鳳、横山裕、浅野忠信


芸能ニュースNEWS

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「一体どんな終幕を迎えることになるのか」「この脚本だと、演者の皆さんは大変だと思う」

ドラマ2025年12月16日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、15日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たち … 続きを読む

横浜流星、染谷将太、橋本愛、中村蒼、風間俊介、高橋克実「べらぼう」キャストが最終回にトークショー「蔦重もきっと喜んでいる」

ドラマ2025年12月15日

 12月14日、東京都内でNHKの大河ドラマ『「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」最終回!ありがた山スペシャル~パブリックビューイング&トークショー~』が行われ、出演者の横浜流星、染谷将太、橋本愛、中村蒼、風間俊介、高橋克実が、1年間番組を応援し … 続きを読む

「ぼくたちん家」最終話は「涙がぽろぽろ流れる最高傑作」  「ぼくたちはみんな『あたり』の人生」「区役所の人も誠実で泣けた」

ドラマ2025年12月15日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の最終話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  ギター作りの職人になりたいというほたる(白鳥玉季)に付き添って、長野県のギター工房を見学する玄一(及川)と索(手越祐 … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「継承の美学を学んだ3カ月だった」「有馬記念の直線で号泣。椎名社長(沢村一樹)が『ホープ!』と叫んでいるのも胸アツだった」

ドラマ2025年12月15日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第10話(最終話)が、14日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こし … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生の逃避行の愛が「あまりに切ない」 「澪と眞希、どちらの気持ちになっても号泣」

ドラマ2025年12月14日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第11話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生 … 続きを読む

Willfriends

page top