松本潤「もう会えない人のことをすごく考えた」 有村架純「苦しかったなとかつらかったなと思う」

2017年10月7日 / 14:04

泉を演じた有村架純

 映画『ナラタージュ』の初日舞台あいさつが7日、東京都内で行われ、出演者の松本潤、有村架純、坂口健太郎ほかが登場した。

 本作は、高校教師と生徒として出会い、再会を果たした2人の、一生に一度の許されない恋を描く。

 高校教師の葉山を演じた松本は、本作について「本当に苦い濃密なラブストーリーになったと思います。この作品がたくさんの人の心の中に残ってもらえたらうれしいです」とアピールした。

 葉山を演じた感想については「今まで自分が表現してきた方法とは違う表現の仕方を勉強させていただいて、今後自分が表現する時に、こういうやり方もあるんだっていうのを広げてもらいました。忘れられない作品になりました」と話した。

 いちずに葉山を愛す泉を演じた有村は「泉の気持ちに寄り添いながら当時の話をすると思い出してしまって、あー苦しかったなとかつらかったなと思うんですけど、こうして公開して、泉と一緒に一歩前に進める気がしています」と心境を語った。

 本作のキャッチコピー「壊れるくらい、あなたが好きでした。」にちなみ、「壊れるくらい好きだった物や、強烈な印象がある忘れられない人は?」と聞かれると、有村は「母の手料理です。風邪をひいて熱を出してしんどかった時に、母が作ってくれたのが、ちらしずしだったんです。それがすごくおいしくて忘れられないです」とエピソードを披露した。

 坂口は「おやじが泣いてるのを見た時です。それは今でも(見た当時の)若いころの気持ちで残ってます。衝撃がすごかったです」と答えた。

 松本は「この映画を見た時に、もう会えない人のことをすごく考えて。中村勘三郎さんとか、蜷川幸雄さんとか、自分の家族も含めて、自分が人の人生の中にどれだけ記憶に残ることができるか、というのをすごく考える時間になったんです。強烈に僕の記憶に残っている人のことが浮かびます」と思いをはせた。

(左から)行定勲監督、古舘佑太郎、有村架純、坂口健太郎、大西礼芳


芸能ニュースNEWS

サイボーグ戦士たちの雄姿を再び 舞台「サイボーグ009」第2弾今秋上演

舞台・ミュージカル2025年7月18日

 サイボーグ戦士たちのあの雄姿が、激しい戦いが、舞台に再び帰ってくる。舞台「サイボーグ009」第2弾の今秋上演が決定した。  半世紀を超えても今なお愛され続けている石ノ森章太郎によるSF漫画作品『サイボーグ009』。 昨年5月には、“誕生6 … 続きを読む

ヨーロッパ企画の名作「サマータイムマシン・ブルース」を川﨑皇輝、元木湧、安嶋秀生ら東西ジュニア7人の出演で今秋上演

舞台・ミュージカル2025年7月18日

 上田誠・作、ヨーロッパ企画の名作「サマータイムマシン・ブルース」を、今秋10月~11月にかけて、東京・愛知・大阪の3都市で上演することが決定した。 「サマータイムマシン・ブルース」は、ヨーロッパ企画の第8回公演として2001年8月の初演以 … 続きを読む

「しあわせな結婚」「振り回される阿部サダヲを見るのが木曜日のひそかな楽しみになりそう」「こういう人物を違和感なく演じられる松たか子はすごい」

ドラマ2025年7月18日

 「しあわせな結婚」(テレビ朝日系)の第1話が、17日に放送された。  本作は、妻が抱える“大きな秘密”を知った時、夫は彼女を愛し続けることができるのか? 脚本・大石静、主演・阿部サダヲと松たか子による、夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンス。 … 続きを読む

「愛の、がっこう。」“カヲル”ラウールの告白に視聴者反応 「ディスレクシアという言葉を初めて知った」

ドラマ2025年7月18日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第2話が、17日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む

稲垣吾郎、魔法修行は「大変だった」 ハリー・ポッター役に「人間味あるハリーを演じられたら」

舞台・ミュージカル2025年7月18日

 舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」会見取材が16日、東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、出演者の稲垣吾郎、平岡祐太、大貫勇輔、市村正親が登壇した。  本作は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・テ … 続きを読む

Willfriends

page top