尾野真千子「涙がちょちょ切れとります」 向井理「真千子と共演できて幸せだったよ」

2017年6月24日 / 14:01

「ご褒美をもらえてうれしいです」と尾野真千子

 映画『いつまた、君と ~何日君再来~』の初日舞台あいさつが24日、東京都内で行われ、出演者の尾野真千子、向井理 、岸本加世子ほかが登場した。

 本作は、向井の祖母・朋子の半生記をつづった手記が原作。戦後の時代の波に翻弄されながらも懸命に生きる家族の姿を描く。

 上映後となった舞台あいさつでは、観客がスタンディングオベーションと大きな拍手で出演者らを迎え入れた。

 朋子を演じた尾野は感極まって号泣。向井がハンカチを手渡すと、尾野は涙を拭いながら「こんな経験が初めてだったので、ご褒美をもらえてうれしいです。(涙が)ちょちょ切れとります」と話して、笑いを誘った。

 向井は「戦後の大変な時代をくぐり抜けた人たちがいるから、今の日本があるんだなと思わせてくれる作品です。(13日に死去し、本作が遺作映画となった)野際(陽子)さんからも、あの時代が二度と来てほしくないというメッセージを送っていただきました。企画という不慣れなことで参加させていただいた作品ですが、皆さまの拍手に温かいエネルギーを頂き、自信になりました」と語り、目に涙を浮かべた。

 野際さんとの共演シーンが多かったという岸本は「去年の2月の現場でもとてもお元気で、監督に『野際さん、もうちょっと弱った感じを出していただいて大丈夫です』と言われたぐらい。本当に突然のことで。野際さんの映画の遺作にご一緒させていただくことができて光栄です」と語った。

 また、主役として作品を引っ張ってきた尾野に対し、向井がサプライズで花束をプレゼントする一幕もあった。向井が「幸せだったよ、真千子と共演できて。お疲れさまでした」とねぎらうと、尾野は再び号泣。涙ながらに「(向井の)妻をやらせていただいて、本当に毎日幸せで…。今日こんな日を迎えることができてうれしいです」と話した。

(左から)脚本の山本むつみ氏、成田偉心、岸本加世子、尾野真千子、向井理、駿河太郎、深川栄洋監督


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」事件班が総出で“連続不審死事件”の真相に迫る 「ニコちゃんが優し過ぎて怪しい」「まだまだ謎が多い」

ドラマ2025年12月3日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛は最強過ぎるモンスター 「レイコは勝てるのか」「優奈の夫とはどういう関係?」

ドラマ2025年12月3日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「新東京水上警察」“碇”佐藤隆太、“礼子”山下美月の好意に気付く!? 「碇さん、自分に向けられる好意には鈍い系?」

ドラマ2025年12月3日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「じゃあつく」ラストの“勝男”竹内涼真の思いに反響 「今なら最強のカップル」「ハッピーエンドになってほしい」

ドラマ2025年12月3日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「来た! 岡田将生の闇落ち演技」「すごみが増してきた。もう“ちょっとだけ”どころじゃない」

ドラマ2025年12月3日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第7話が、2日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top