向井理、祖母役の野際陽子さんの死が「信じられない」 尾野真千子「野際さんから受け継いだことがある」

2017年6月19日 / 14:15

ヒット祈願を行った(左から)深川栄洋監督、尾野真千子、向井理

 映画『いつまた、君と~何日君再来 ~』の公開直前 映画ヒット祈願イベントが19日、東京都内の神田明神で行われ、出演者の尾野真千子、向井理ほかが登場した。

 本作は、向井が祖母の卒寿の祝いに、家族や親戚と自費出版して贈った祖母の手記を、映画化に向けて7年の歳月を掛けて企画した意欲作。戦後の混乱に翻弄されながらも、懸命に生きた家族の愛を描く。

 向井は「特別な家族の話ではなくて、戦後の大変な時代の全ての家族に当てはまる物語だと思っています。多くの家族に見てもらいたい作品です」とアピールした。

 本作では、向井の祖母・朋子の若き日を尾野が演じたが、81歳の現代版の朋子は13日に死去した野際陽子さんが演じており、野際さんの最後の映画出演作となった。

 トークコーナーでは、先月、野際さんが本作に寄せた「尾野さんが大切に演じられた、若い朋子のイメージを壊さないことを常に心に演じました。二度とあのような時代が来ないことを祈ります。それがどんなに大変な日々だったか、ひしひしとこの映画から感じていただきたいです」というコメントが読み上げられた。

 尾野は「野際さんから受け継いだことが、私を通して、向井くんを通して、いろんな人を通して、作品となって、受け継がれていったらいいなと感じました」と語った。

 向井は「この作品をやるに当たって、野際さんから、僕の祖母がどういう人だったのか、という長い質問状を頂きました。本当に役のことを一番に考えていらっしゃる方だったので、いまだに信じられないです」とコメントした。

 向井は、祖母を演じた野際さんをスクリーンで見た時「やっぱり似ていました。雰囲気とか方言が。ばあちゃんがいるって、すごくびっくりしました」と明かした。

 映画は6月24日からTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「『何ですか未来人って!』って文ちゃん=大泉洋のボヤきが聞こえてくるようだ」「ガッツリSFに突入してびっくりした」

ドラマ2025年11月26日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第6話が、25日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

「ぼくたちん家」“玄一”及川光博と“索”手越祐也がパートナーシップ申請 「とても意味のある回」「ハグシーンの愛しげな表情が良い」

ドラマ2025年11月25日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第7話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、心優しきゲイ・波多野玄一(及川)と、彼が出会ったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)、トーヨコ中学生の楠ほ … 続きを読む

Willfriends

page top