山田孝之、目指すは日本アカデミー賞!? 「18年やってきて、いまだに声が掛からない」

2017年6月17日 / 18:37

主演の山田孝之

 『映画 山田孝之3D』の公開記念舞台あいさつが17日、東京都内で行われ、出演者の山田孝之、芦田愛菜、松江哲明監督、山下敦弘監督が登壇した。

 本作は、テレビ東京ほかで放送されたドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」をきっかけとして生まれた3D映画。俳優として変化し続け、観客を煙に巻き続ける「山田孝之」とは何者なのか、イリュージョンのような言葉と映像で表現する。

 公開を迎えた心境を問われた山田は「何とかして上映を止めようとしたけど止められなかった」と苦笑い。「チャプリンの『独裁者』以来、全国で何館のスクリーンが破かれるかと心配しているぐらいです」と語った。

 また、司会を務めた芦田が「今の山田さんは、賞を取ることを目的に映画を作ることはないと思いますが、今後、そういう気持ちになる可能性は?」と質問すると、山田は「いえ、賞のことしか考えていません」とまさかの返答を。

 「良い芝居、良い映画、良い俳優、どうでもいいです。僕は賞のことだけを考えて生きていきます。何とかして、まずは日本アカデミー。18年やってきていまだに声が掛からない。何としても、どんな手を使っても、賞を取りたいと思います」と語った。

 松江監督が「どんな手を使えば取れるもんなんですかね?」と反応すると、山田も「いろいろ試してみます。まずは貯蓄を増やしてみます」と応じて笑わせた。

 本作のキャッチコピーは「山田孝之全告白」。山田は「告白して後悔しかない。皆さんまだ見ていないから元気ですが、先ほど、上映後の舞台あいさつでは(観客が)シーンとしていました。一応、『映画の最後の方でムカついた方いますか?』と聞いたのですが、5、6人の方が手を上げました」と明かした。

 一方、山下監督は「見どころは全部」と自信をのぞかせながらも「個人的には“ちゃんと見ないで”ください。シンプルだけど、とにかく情報量がすごい。考えながら見たら脳みそが疲れちゃうので、浴びる感覚で見ていただけたら」と珍アドバイスを送った。

(左から)芦田愛菜、山田孝之、山下敦弘監督、松江哲明監督


芸能ニュースNEWS

メジャーリーグを舞台にした「Take Me Out」開幕  原嘉孝「精いっぱい考えながら演じていきたい」

舞台・ミュージカル2025年5月16日

 舞台「Take Me Out」初日前会見&公開ゲネプロが16日、有楽町よみうりホールで行われ、出演者の玉置玲央、三浦涼介、原嘉孝ほかが登壇した。  本作は、メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で … 続きを読む

「波うららかに、めおと日和」「メールですぐに連絡が取れる令和の時代に昭和が刺さる」「携帯がない時代の恋愛にドキドキする」

ドラマ2025年5月16日

 「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む

「PJ ~航空救難団~」「キャスト陣のリアルさあふれる訓練の様子は本当にすごい」「内野聖陽の暑苦しさが魅力。暑苦し過ぎて涙が出てくる」

ドラマ2025年5月16日

 「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む

「Dr.アシュラ」“朱羅”松本若菜と“ナオミ”小雪のWオペに反響 「動脈瘤と腕の同時手術がすごかった️」「ゾクゾクした」

ドラマ2025年5月15日

 松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の第5話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命 … 続きを読む

「天久鷹央の推理カルテ」“鷹央”橋本環奈が手術室殺人の謎を解明 「2週にわたる伏線回収がすばらしかった」

ドラマ2025年5月14日

 橋本環奈が主演するドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(テレビ朝日系)の第4話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレあり)。  本作は、驚異の知能を誇る診断医・天久鷹央(橋本環奈)が、内科医・小鳥遊優(三浦翔平)と医学的な知見と診断能力を武 … 続きを読む

Willfriends

page top