藤村俊二さんとお別れの「献花の会」に600人 祭壇には藤村さんが“生き方を重ねた”カスミソウが

2017年2月14日 / 16:56

故藤村俊二さんの遺影と祭壇

 1月25日に心不全のため82歳で死去した藤村俊二さんのお別れの会「献花の会」が14日、東京都内の長泉寺で営まれ、薬丸裕英、石丸謙二郎、川上麻衣子、石黒賢、椎名桔平、うつみ宮土理、浜田雅功、小松政夫、田山涼成、中村メイコ、野口五郎、三井ゆり夫妻、黒澤久雄氏、小堺一機ら著名人と関係者ら約600人が参列した。

 「おヒョイさん」の愛称で親しまれた藤村さん。祭壇はカスミソウを中心に、ローズマリーなどハーブが配された。

 長男で所属事務所の代表を務める藤村亜実さんは「カスミソウはもともと父の好きな花で、生前の父のメモにも『自分は目立とうとせず、人を華やかにする』と書かれていたように、父が自分の生き方を重ねていたものです」と説明した。

 「献花の花」にもカスミソウが用意され、亜実さんは「花言葉は“感謝”と“夢心地”でして、今日はたくさんの方に献花をしていただくのですが、父も同じような(感謝の)気持ちだと思います」としみじみと語った。

 集まった90人以上のボランティアの存在についても触れ「これが本当に父との最後の別れになるのですが、今日もこうしてたくさんの方にお集まりいただき、悲しいというよりはうれしい気持ちしかありません」と率直な思いを語った。

 遺影は2009年に雑誌の取材で撮影された写真が用いられ、亜実さんは「祭壇はちょっとわがままを言わせてもらい、普通の祭壇とは違って、ローズマリー、しかも切り花ではなくて植木鉢で飾らせていただいた」と明かし、「うちの父親らしく送り出すことができると思っております」と感謝を口にした。

 祭壇には、藤村さんが経営していたワインバーの看板のほか、ウォーターマンの万年筆、ハウスワイン、老眼鏡、シガリロ(小さな葉巻)と、生年である1934年と刻まれた灰皿、病院で最後までかぶっていたというキャップなどが並べられた。


芸能ニュースNEWS

映画『どうしようもない10⼈』の公開が決定 荒廃した近未来を舞台にしたガン・アクション

映画2025年11月28日

 映画『どうしようもない10⼈』が、2026年2⽉21⽇(⼟)から都内・新宿Kʼs cinemaで公開されることが決定した。  本作の舞台は、⽇本が3つに分断され、荒廃した未来世界=ワイルドタウン。⾷うに困る時代に、1⽇1粒で満腹になる“マ … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top