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故藤村俊二さんと長年親交のあった小松政夫
1月25日に心不全のため82歳で死去した“おヒョイさん”こと藤村俊二さんのお別れの会「献花の会」が14日、東京都内の長泉寺で営まれ、著名人と関係者ら約600人が参列。小松政夫、小堺一機らが囲み取材で藤村さんとの思い出を語った。
小松は、30代のころ、藤村さんと共演したレギュラー番組が3本あったといい「リハーサルをやるものですから、週に6日は一緒に過ごすのですが、『今日はあそこに行くぞ!』という感じでおいしいものをたくさん食べに連れていってくれてね。ダンディズム、おしゃれな気分とかは、おヒョイさんからいっぱい教わりました」としみじみと語った。
今日は「寂しいというよりも、(遺影と)顔を合わせるとニッコリしているので、私も“ほほ笑み返し”で思わず笑ってしまいました。まだ悲しいという感じではないです」と率直な心境も明かした。
藤村さんが、再婚した妻と2013年に離婚し、最近は体調を崩して療養生活を送っていたことについては、「知らなかったといえばうそになるね」と小松。「何年か前に、医者に行ったら栄養失調だと言われたらしくてね。(その時は)『あんなにおいしいものを食べているのに?』って肩をたたき合って笑ったんだけど、本当だったみたい。量を少ししか食べないからね」と藤村さんとのやり取りを振り返った。
若いころは2人でよく旅行に行ったという。「楽しかったこと以外、何も思い出がない」と小松。「サイパンやハワイに一緒に行って、一日中、カクテルを飲んで何もしないで過ごす。そして、終わったらまた飲む…。そんな過ごし方でした」と若き日の思い出を懐かしそうに語った。
一方、自信の持てない駆け出しのころに「藤村さんに芝居で褒めてもらったことが心の支えになっていた」と振り返った小堺。藤村さんが経営していた都内のワインバー「O’hyoi’s」(オヒョイズ)にもよく行っていたそうで、「藤村さんはどのお客さんにも分け隔てなく、全部テーブルを回って『おいしいですか?』などとお話されるので、お客さんが感激していました」と振り返った。
また「お客さんが『これもっと高く売らなきゃ駄目だよ』って言っているのに、藤村さんは『いいの、これぐらいで』と言ってね」とおいしいものを安く提供していたエピソードも披露。
その一方「ハッキリされていてマナーが悪いお客さんがいるとニコニコしながら、『お金要らないので帰っていただけますか? 二度と来ないでください』とか言うんですよ。普通はタチの悪い人だとけんかになるでしょ? それがならないんですよ。達人の域というか、すごい人だなと思って。人間力があるんですね」と故人の人柄をしのんだ。
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