堂本光一『エンドレス・ショック』に向け肉体“演出” 前田美波里が成果を明かす

2017年2月1日 / 06:00

 帝国劇場2017年2・3月公演 上演1500回達成記念公演「エンドレス・ショック」の囲み取材および通し稽古が31日、東京都内で行われ、出演者の堂本光一、屋良朝幸、松浦雅、前田美波里が出席した。

 本作は、00年の初演以来、16年間の全公演が即日完売記録を続け、主演の光一が演じ続けた上演回数はこれまでで1422回。今年は2月1日に幕を開け、3月31日の千秋楽には通算上演回数が1500回に達する見込みとなっており、ミュージカル単独主演記録1位を独走し続けている。

 新たにヒロインを演じる松浦から「分からないことばかりで、正直まだ戸惑っていますが、すごく頼りにしています。光一さんがとても明るい方で」と明かされた瞬間、現場に「おや?」という空気が流れた。

 光一自身も思うところがあるのか「へえ、そうですか。ありがとうございます」と苦笑しつつ「17年目になるので、自然と皆がどうすればいいものになるか分かってくるし、落ち着いていられる。だからそう映ったのかもしれないです。自分も、まあどうにかなるでしょうと、あまりカリカリせずにいられる」と笑わせた。

 光一から「屋良っちは最初に会ったころはちょっとスレた子だったけど、すごく努力の人だなとも思っていた。ライバルの役を年々掘り下げてきてくれて、ずっと一緒にやっている感じはしますよね」と表された屋良も、今回の公演で出演回数が1000回に達するという。「そういう意識は全くないし、あと何公演と数えたこともない。でも、とんでもない(回数)ですよね」と素直に驚きを語った。

 一方、前田は稽古を通して「今回、演出家としての光一さんをすごく見ることができました。光一さん自身が皆さんを包み込む大きさがすごく大きくなったというのが今年一番の印象です」と光一の変化を明かし、「だから作品も大きく変わっていると思います」とアピールした。

 光一は「これぞ『ショック』だというものを、『ショック』の季節が来たなと感じてほしい。メッセージというか、何を伝えたいかということをアンサンブルの一人一人まで、一役者として演じてほしい」と劇場内の全てに向けた思いを語り、自分自身の肉体への“演出”についても「今回体作りも見直したところがあるので」と自信をのぞかせた。 

 前田も「全然違うの。お芝居で光一さんの腕をちょっと触るところがあって、『うわ、すごい!』って。伺いましたが、ほとんどの衣装の袖を直したそうで、大変だったみたいですよ」と光一の肉体改造の成果を実感している様子。

 また、キャストが自身を持ち上げるシーンについて光一は「謝っておきました。体重は一時期59キロまでいったのですが、そこから絞って今は57キロぐらい」と明かした。

 この日の通し稽古では、中高生800人が記者らと共に本作を初体験しており、光一は「進路に悩んだり、何に対して頑張ったらいいのか分からない、悩む時期でもあると思う。『ショック』を見ることによって、自分も頑張らなきゃと思ってもらえたらそれが一番かな。僕も皆も頑張っているので」と学生たちにメッセージを伝えた。


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