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武井咲“大先輩”三田佳子との共演で成長 「この役は私にしかできないと自信を持って」

きよを演じている武井咲

 NHK土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」の第11回試写会が29日、東京都内で行われ、出演者の武井咲、福士誠治、三田佳子が出席した。

 元浅野家の奥女中で、四十八人目の忠臣きよを演じている武井は「所作でつまずいてしまったこともありましたが、何とかきよを演じながら自分自身も成長していけているように思います」と語った。

 第11回「吉良の顔」では、討ち入り直前のきよの活躍が描かれる。武井は「この役は私にしかできないと自信を持って、引き続き頑張っていけたら。きよは、後に月光院となる女性。未知の世界ではありますが、きよのような、感覚で生きていきながらも、男性以上のことをしていく強い女性を演じていきたい」と言葉に力を込めた。

 また、仙桂尼役の三田とは今回が初共演。武井は「初日はとにかく緊張して、三田さんにはたくさんご迷惑をお掛けしてしまった」と反省しつつ「現場で一つ一つ、丁寧にお芝居に向かわれる姿を見て、(私も)まねさせていただくところがたくさんありました。お芝居でも、『こうしたほうがいい』とお言葉を頂きながらの撮影で、勝手に心強く思っております」と信頼を口にした。

 そんな武井について、チーフ演出を務める伊勢田雅也氏は「本番での集中力の高さがすごい。“困った時は武井さんを撮れば大丈夫”」と絶賛。これには礒貝十郎左衛門役の福士も「『きよを撮っていればいい』と言われないように、相手役として頑張ろうと今、心に決めました」と反応し、笑いを誘った。

 三田も、以前から武井の活躍を知っていたようで「遠くから、なかなか魅力的なお嬢さんが俳優としてデビューしたんだなと見ていました。そうしたら急にご一緒することになって、私もちょっと緊張したんですよ」と語り、照れ笑いを浮かべた。

 三田は「本当に集中力のある方。(監督が)咲ちゃんばかりを撮るので、私たちは、そんなに必要ないかな?と思って」と冗談めかしつつ「それぐらい彼女は魅力的。彼女がふっくらと蕾を広げていって、将軍の妻であり母でもある、という大きな存在として花開くまでを見てほしい」とアピールした。

 ドラマはNHK総合で毎週土曜午後6時10分から放送。

(左から)三田佳子、武井咲、福士誠治

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