岡田准一、阿部寛の役作りに脱帽 「霧吹きで自分を凍らせていた」

2016年3月1日 / 19:57

 映画『エヴェレスト 神々の山嶺』のフレッシャーズ限定試写会イベントが1日、東京都内で行われ、出演者の岡田准一、阿部寛、尾野真千子が登壇した。

 本作は、夢枕獏氏のベストセラー小説を映画化したもの。“エベレスト史上最大の謎”を追う野心家の山岳カメラマンを岡田、孤高の天才クライマーを阿部、そして2人に運命を翻弄(ほんろう)される女性を尾野が演じた。

 この日は“前人未到の挑戦”を熱く描いた本作の公開に合わせ、今年から新社会人となる “フレッシャーズ”が集結した。

 デビュー当時の思い出を問われた岡田は「最初の3年ぐらいは覚えていない。やっぱり社会に出ればいろんな人と出会うし、自分が何をしたらいいのか分からなかった。怒られてばっかりだった」と、ほろ苦い思い出を語り出した。

 最初にグループ(V6)として出演したドラマで、岡田は「助監督やスタッフさんに本当にひどく怒られた。芝居をしながらモニターを探したり…。何をしたらいいのか分からないし、恥ずかしくてしょうがなかった。『とにかく芝居では大きな声を出せ』とかアドバイスをもらいながらやっていた」と振り返った。

 それでも、デビューから5、6年が過ぎ「途中から“知ったか”する時期がやってきた」という。岡田は「(フレッシャーズの)皆さんにもいつかは来ると思う」とした上で、「僕でいうと“シュガー時代”。角砂糖片手にちょっとおかしくなる時期」と紹介。「自分には何かがあるはずだと信じて。僕はご飯をあまり食べない時期があった。でも糖分を取らないと死んじゃうので、角砂糖を食べながら打ち合わせを聞くとか、よく分からないことをしていました」と恥ずかしそうに説明した。

 また、新社会人から「楽しく仕事をするための秘訣(ひけつ)は?」という質問も。これに対して岡田は「阿部さんに答えてもらいましょう。阿部さんは本当にすごい。霧吹きで自分を凍らせて役づくりをしていたんですから」と驚きのエピソードを披露した。

 照れ笑いを浮かべた阿部は「最初は、お金も入ってきたけど“やらされている感じ”があって楽しくなかった。楽しくなってきたのは“仕事ってこういうものだな”とか、苦労が分かり始めてから。それまで5、6年かかった」と語った。

 岡田も「最初は何も分からない。本当に楽しくなってくるのは、何かの意図に気付くようになってから。僕の場合は“このカットはこういう理由があって撮りたいんだ”と分かってからだった」と振り返り「20代というのはとてもしんどい時期。頑張っているのに何で認められないんだと悔しい思いをすることもあると思う。そんな時には、自分の仕事が何につながって、何の役に立っているのかを意識してほしい」とエールを送った。


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