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授賞式の司会進行を務めた阿部寛(左)と安藤サクラ
東京映画記者会が選ぶ「第56回(2013年度)ブルーリボン賞」授賞式が11日、東京・イイノホールで行われ、昨年の主演男優賞の阿部寛、主演女優賞の安藤サクラが司会を務めた。
本映画祭では例年、その年に主演男優賞、主演女優賞に選ばれた2人が翌年の司会進行を務める。司会席に立った阿部は「来年の司会をお願いしますと言われてからこの1年間、思い出すたびに胃が痛くなる思いでした」とあいさつ。安藤も「今は滝川クリステルさんになったつもりでここに立っています」と緊張気味に語った。
第55回に『テルマエ・ロマエ』で受賞し、4月には続編『テルマエ・ロマエII』の公開を控える阿部。新人賞を受賞した黒木華に「私と共演することになったらどんな役をやってくださいますか」と質問すると、黒木は「一緒に温泉に漬かりたいです」と見事な返しで笑いを誘った。
その後も阿部が受賞者に次々と質問すると、助演女優賞の二階堂ふみは「黒木さんの隣でタオルを交換するような役で呼んでいただければ」、助演男優賞のピエール瀧も「背中を流す役で」と続けた。主演男優賞の高良健吾が「僕も顔が濃い方だと思うので、ローマで」と語ると、阿部も「あの一族に入りますか? ご一緒する機会があればよろしくお願いします」とノリノリで、会場は和やかな雰囲気に包まれた。
司会の2人ともせりふをかんだり詰まってしまう場面もあり、最後のあいさつでは安藤が「本当に至らない点がたくさんあって、これで私たちに対する選考(の印象)が変わってくるかも」と苦笑交じりに振り返った。阿部も「もう呼ばれないかもしれないですね」と同意しつつ「みなさんの笑顔が見られてよかったです」と笑顔で語った。
来年の授賞式では、主演男優賞を受賞した高良、主演女優賞の貫地谷しほりが司会を担当する。阿部と安藤の初々しくも、たどたどしい司会を見守った貫地谷は「なんですかね、この根拠の無い自信は。とても楽しみです」と笑顔を見せ、高良も「貫地谷さんと頑張ります」と気合十分に語っていた。
以下は主な受賞者
作品賞 『横道世之介』
監督賞 大森立嗣監督
主演男優賞 高良健吾
主演女優賞 貫地谷しほり
助演男優賞 ピエール瀧
助演女優賞 二階堂ふみ
新人賞 黒木華
外国作品賞 『ゼロ・グラビティ』
特別賞 故・大島渚監督
故・三國連太郎さん
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