貫地谷しほり、玉木宏にうっとり 「共演するたびにキレイだなぁと思う」

2013年12月25日 / 18:21

 玉木宏(左)と貫地谷しほり

 NHK正月時代劇「桜ほうさら」完成試写会が25日、東京都内で行われ、出演者の玉木宏、貫地谷しほり、脚本家の大森美香氏が出席した。

 人気小説家・宮部みゆき氏の時代ミステリーのドラマ化。父の無罪を証明しようとする、主人公の「事件の謎解き」を縦軸に、江戸市中の「濃いキャラクターの人々との出会い」を横軸に描く娯楽時代劇。

 若侍・古橋笙之介を演じた玉木は、「日本の古き良き時代の柔らかな感じが映像からも感じられた」と話し「正月に人が穏やかになれる作品を届けられるというのが僕としてもうれしい」と笑顔を見せた。

 役どころについては「すごく真っすぐで、人に支えられて生きているタイプ」と紹介し、「演じるに当たって、その真っすぐさを見失わないように意識した。“受け”の芝居が多かったので、皆さんの演技に引き出されたところも多かった」と振り返った。

 一方、笙之介が恋に落ちる和香を演じた貫地谷は「(役の)気の強い部分は“地”で演じたかな」と笑いつつ「(芝居に)自分の感情を乗せるというのは、体力も精神力も必要。現場でも私が納得いかないと玉木さんが何度も付き合ってくださった。それは本当にありがたく、感謝しかない」と語り、うっすらと涙を浮かべた。

 さらに3回目の共演となる玉木の印象を問われると「共演するたびにキレイだなぁと思う」とため息を漏らしながら「いつも現場で“何が来ても大丈夫だよ”とどっしり構えてくださる本当にすてきな方。私もまねしたい」と褒めちぎっていた。

 ドラマは、2014年1月1日、午後7時20分~8時48分、NHK総合で放送。


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