貫地谷しほり「もっと自分を信じてあげたい」 “不幸パワー”の「おふこうさん」で主演

2013年12月27日 / 19:11

 ドラマ「おふこうさん」に出演する貫地谷しほり(左)と萩原聖人

 NHKのプレミアムよるドラマ「おふこうさん」の完成試写会および会見が27日、東京都内で行われ、出演者の貫地谷しほり、萩原聖人ほかが出席した。

 ドラマは、関わった人が不幸になる“不幸パワー”を持ち“おふこうさん”と呼ばれる千倉つぐみ(貫地谷)と周囲の人々を描くコメディー。制作スタッフは「朝ドラの『ごちそうさん』へのオマージュ。夜の朝ドラだと思っていただければ」と語った。

 貫地谷は「少しチープな世界観が面白くて私は好きです」と語り、役柄と似ている部分については「自分で不幸な女だと思っている女の子なのですが、ある種思い込みが激しいというか、自己暗示を掛けているところは似た部分があるかなと思います」と明かした。

 「もし“不幸パワー”を持っていたらどうするか」との質問に萩原は「僕は世のため人のためにならないような悪いことに使います」と回答。貫地谷は「日常に小さな幸せがたくさんあるように、小さな不幸もたくさんあるのだと思います。意外と楽しめるのではないかと思う」と前向きに語った。

 来年“おふこうさん”にならないための秘訣(ひけつ)を問われた貫地谷は「私来年から大殺界で、不幸の始まりなのかもしれません」と告白。周囲に相談したところ「大殺界のときは、いつもと違うステージにいくときだから大丈夫だと励まされた。もっともっと自分を信じてあげたいなと思いました」と笑顔を浮かべた。


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