“腹筋ドッカン先輩”に就任した小島よしお  「“健康とお笑いの融合”を目指したい」

2014年7月2日 / 15:04

 お笑い芸人の小島よしおが「ディズニーXD」の夏季特別キャンペーン「ディズニーXD 腹筋ドッカンTV」の“腹筋ドッカン先輩”というイメージキャラクターを担い、子どもたちに向けて、腹筋にドッカンとくる(笑える)体操「腹筋ドッカン体操」を披露する。収録では真剣な表情も見せた小島がインタビューに応じ、自身が開発した腹筋ドッカン体操や腹筋へのこだわりなどを語った。

子どもに大人気の小島よしお©Disney

 

-腹筋ドッカン先輩就任の話を最初に聞いたときの率直な感想をお聞かせください。

 すごくうれしかったです。やはり自分の体の中でも腹筋は一番大事にしているところなので、それを前面に押し出したキャラクターというのは最高です。

 

-腹筋ドッカン体操には何種類のパターンがあるのですか。

 60秒パターンと45秒パターンがあります。決めぜりふは「腹筋、ドッカン!」と最後の「ハイ、XD!」ですね!

 

-小島さんは、子どもたちにとても人気があると伺いましたが。

 そうなんです。毎年夏に単独ライブをやっていますが、ファンはほとんど子どもたち。なので、ライブでは子ども向けに歌ネタや動きネタを多く入れています。都内で一番ベビーカーが並ぶライブになっています。

 

-腹筋ドッカン体操では、土管のかぶりものや腹筋が見える衣装など随所にこだわりが見られます。これは小島さんの意見が反映されているのですか。

 衣装は、おなかを出すことを前提に衣装さんが考えてくれました。頭の部分は、最初はドッカンということで「大砲みたいなものがいいのでは」というアイデアを僕が出し、そこからさらに一ひねりあって、最終的に“土管でドッカン”という形に落ち着きました。(土管が)頭にすごくフィットして、体操するのにも全然邪魔になりません(笑)。

 

-腹筋を鍛えるために何か特別なトレーニングをしていますか。

  トレーニングは週に2回ジムでがっつりやっています。あとは有酸素運動のために普段から自転車に乗っています。腹筋ドッカン体操のような仕事のときは3日前から糖質を抜いて、2日前から塩分を抜き、前日の夜から水分を抜くという作業をします。そうすると筋肉がきれいにパリッと見えるんです。やはり水分が入っているとプクッと見えちゃうので。

 

-「腹筋ドッカン体操」がブームになるような手応えはありますか。

  ありますね。単独ライブにも取り入れていきたいです。これはきますよ。仕事も増えると思います(笑)。

 

-将来的にはどのような方向に進みたいと思っていますか。

 “健康とお笑いの融合”を目指したいと思っています。イメージは子どもと一緒に盛り上がれる体操のお兄さん。基本的な芸風は変えずに、実際に役に立つ健康メッセージを込めていけたらと思います。すでに「あずき体操」や「ごぼうのうた」というのをやっていますが、そういうものを強化して、いずれは海外を見据えていきたいと思います。

 

-番組では子どもたちから「変顔」の写真を募集するそうですが、変顔が得意な小島さんからアドバイスをお願いします。

  自分を捨てること。そして恥じないこと。そこに新しい自分が見いだせるはずです。学校のお友達と、どの顔が一番面白いか切磋琢磨(せっさたくま)しながら腹筋がよじれるくらいの変顔を送ってくれたらうれしいです。もし切磋琢磨の意味が分からなければ辞書で調べて。それが夏休みの宿題です!

©Disney

 

「弱虫ペダル」などの人気アニメを中心に、夏を揺るがすほどの爆笑番組を毎日放送する「ディズニーXD」の特別編成「夏休み 腹筋ドッカン大放送」は、7月21日~8月29日の毎週月曜~金曜、午前8時~午後2時30分にオンエア。


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