イ・ホンギ初映画デビュー作が公開、「僕にとって大切な作品になると思った」

2013年6月5日 / 20:43

――俳優と歌手を両立されていますが、どんな割合で考えていますか。

 僕は子どものころから演技をやりたいと思っていて、「美男〈イケメン〉ですね」が終わったころまでは、演技に対する思いの方が全体の70パーセントを占めていました。歌については30パーセントくらいで。その後はなかなか演技をする機会がなくて、音楽活動を一生懸命やっていたんですが、音楽に対する欲もまただんだん出てきて。そうこうするうちに、最近では音楽が70パーセント、演技が30パーセントぐらいの気持ちでやっていました。僕の夢は50対50の割合でやることなんです。今はその夢をかなえるために努力しているところです。

――ホンギさんの映画出演について、メンバーからはどんな反応が?

 メンバーは何にも言ってくれなかったです。全然興味ないみたいでした。映画もまだ見てないみたいですし。

――6月からのツアーに向けて、準備を始めたということですが。

 今はまず、4人が一生懸命練習してます。

――ホンギさんは?

 まだです。まだ何もしてないです。4人がいるから! 今回のツアーもいろいろやりますよ。でもまだ秘密。それは絶対言わないでしょ~。

――ピアノの練習をされているそうですが?

 それは作曲のために。作曲するとき、僕はピアノでやる方が楽なんです。やりやすい。ギターでアルペジオを弾くところをピアノでやってイメージをつかんでいます。レコーディングするときにギタリストに頼めばいいかな、と。ジョンフンくんとかに。

――ジョンフンさんと共同で作業されているのですか。

 結構ジョンフンくんに頼んでいますね。でもジョンフンくん、面倒だと「スンヒョンに頼め」って言うからスンヒョンくんに頼んだり。

――3年ぶりに「サマーソニック」の出演も決まりましたね。

 「サマーソニック」の魅力といえば、野外! フェスティバル! 自由! 飲んで行ってもいいじゃないですか。お酒もいっぱいあるし。本当にドキドキしてます。楽しみ!

――新しいアルバム『RATED-FT』のジャケット写真のファッションは、衝撃的ですね。

 ハハハハ。今回の「FREEDOM」がめちゃくちゃ自由な曲だから、とにかく自由にいろんな派手な格好でやろうっていうコンセプトです。でも本当は、それを痩せたホンギがやるとカッコいいんです! 撮影の時は、本当に太ってたからしょうがないんですよ~。

――では最後にメッセージをお願いします。

 僕が初めて主演を務めた『フェニックス』は心温まるとてもいい作品です。自分の人生についても振り返るきっかけになりますし、所々に笑いの要素も詰まっているので、たくさんの方に見ていただきたいです。そして6月12日には僕らの3枚目のアルバムが発売されて、6月15日からはアリーナツアー、8月は「サマーソニック」など、日本での活動が盛りだくさんです。だから楽しみにしていてください!

撮影◎駒井夕香

 

 

 

フェニックス~約束の歌~

『フェニックス~約束の歌~』
監督:ナム・テクス
出演:イ・ホンギ(FTISLAND)、マ・ドンソク、イム・ウォニ、ペク・ジニほか
日本版エンディングソング:「オレンジ色の空」FTISLAND(アルバム『RATED-FT』収録 発売元:WARNER MUSIC JAPAN)

6月7日(金)からTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
配給:東宝東和
配給協力:東宝映像事業部
提供:KJ-net
宣伝協力:ブレイントラスト
公式ホームページ: phoenix-band.jp
(C)KJ-net

 

RATED-FT

◎リリース情報
『RATED-FT』
FTISLAND
6月12日発売
※初回盤A、初回盤B、通常盤の3形態で発売
◎FTISLAND公式サイト http://www.ftisland.jp/

 

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