エンターテインメント・ウェブマガジン
今や彼は自分のおじさんのような存在なので「マッカリーおじさん」みたいな呼び方をしていますが、自分にとっては先生ですね。彼は演出だけではなくて指導力もとても優れています。自分が恵まれていると思うのは、トム・クルーズという最高のトップスターとクリストファー・マッカリーという最高の監督に付いて回ることができて、彼らの映画作りの様子を間近でたっぷりと見させてもらい、吸収させてもらえたことです。本当にかけがえのない体験で財産になりました。
もう一生、2人に付いていこうと思っています。
子どもの頃にスパイごっこをやっていたことを考えると、それが現実になって夢がかなったという思いはあります。けれども、自分の俳優としてのキャリアはまだ始まったばかりなので、最初からこんなにすごい人たちと一緒に、恵まれたスタートが切れた自分はかけがえのない学びの場を与えてもらったと思います。もちろん生身でスタントをやったり、成功してきた映画シリーズの一部を背負うという責任感も改めて認識させられましたが、最もシンプルに学んだことは、俳優は単に演じるだけではなくて、ストーリーテラーでなければならないということでした。本来なら20年、30年とキャリアを積み重ねて学ぶべきことを、トムやマッカリー監督と3本続けて組めたおかげで身につけることができました。自分にとってはとても大きな財産になりました。
正しいことをしたいという正義感、そうしたドガのハートの部分を感情豊かに演じることに最も気を付けました。前作に比べると、そうした心情を前面に出していったところがあります。彼は常に自分の身の回りで起きていることに対して冷静に疑問を抱いています。今回は彼の立場が変わってイーサンに味方したわけですが、それでも「何であなたがそこまでやらなければならないんだ」とか「別にあなたがやらなくてもいいじゃないか」と疑問視しているのはドガだけだと思うんです。そうした面でも、微妙なバランス感覚みたいなものを表現することを心掛けました。
気付いていただいてありがとうございます。
このシリーズを、ずっと手掛けてきたマッカリー監督とトムにとっては、前作をしのぐ映画にすることを目指して撮ってきたと思いますし、その通りになったと思います。とにかく、ただ純粋に面白い映画を撮ることだけが、自分たちに与えられたミッションでした。IMAX仕様で作ったので、IMAXの大きなスクリーンで存分に楽しんでほしいと思います。もちろんスタントも含めて、皆がすごく頑張って作ったこの映画を心の底から楽しんでほしいです。
(取材・文・写真/田中雄二)

(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.
ドラマ2026年4月11日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合 毎週日曜 夜8:00~ほか)。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄の秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中だ。本 … 続きを読む
ドラマ2026年4月11日
-シマケンが「良き相談相手」となるりんとの関係について教えてください。 シマケンとりんの2人のシーンには、独特の空気感が漂っています。りんの家族や親友の槇村太一(林裕太)が一緒のシーンはテンポよく進むのに、りんと2人きりになると、お互 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月9日
-お話からは劇団朱雀が常に進化を続けている様子が窺えますが、大衆演劇の伝統を大切にしつつ新しい演目を作り上げていく上で、心掛けていることはなんでしょうか。 太一 僕が舞台を作る上で最も大切にしているのが、その点です。当初は、「これを変えてし … 続きを読む
ドラマ2026年4月3日
-すごいですね。 それでも、「カット」がかかった途端、皆さんとても明るく振る舞っていらっしゃって。私だったら、役を引きずってしまい、すぐには切り替えられないと思います。きっと皆さん、亡くなった親族やご友人など、思い出す相手がいらっしゃって … 続きを読む
ドラマ2026年4月2日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。3月29日に放送された第12回「小谷城の … 続きを読む