エンターテインメント・ウェブマガジン
小学校の頃に転校したり、中学と高校で学校が変わったり、お芝居の仕事を始めたり…と環境が変わり続けてきたので、自分から変えたいと思ったことはなかったです。お芝居の仕事も監督や脚本、作品のテイストが違うと現場でのやり方も変わってくるので、変化し続けながらやっています。環境は変えようと思っていても、いなくても変わるものだという認識があって、変化には慣れていますし、楽しめるタイプでもあります。
エンターテインメントの業界は移り変わっていて、配信が増えてきたり、作り方が変わったりする中で、例えば10年後に映画やドラマなどの作品がどういう形であるのかというのは想像しかねる部分があるのですが、僕個人としては、自分が携わる作品が自分にとっても見てくださる方々にとっても面白いものであることを願いますし、そのためにできることをするというのは、今やっていることと特段変わらないのかなと思います。ジャンルとしては、以前大河ドラマ「麒麟がくる」に出演させていただきましたが、時代劇はあまり経験がないので挑戦してみたいですし、ロードムービーもやってみたいです。
個人的には海外の作品に出演することよりも、日本の作品が海外で評価されることの方に今はロマンを感じています。日本にいて日本語で日本の感覚があるから作られるものがあると思いますし、それはアメリカやイギリス、韓国などで作られる作品も同じで、それぞれの「特産品」のようなものだと思っています。同じ時代であっても、土地や環境によって抱えている物事や事情、人の感情が違うと思うので。
連続ドラマW-30「ハスリンボーイ」は毎週(金)午後11時から配信・放送中(全8話)。
WOWOWオンデマンドで全8話一挙配信中。

俳優としての展望を語った間宮祥太朗 (C)エンタメOVO
(取材・文・写真/小宮山あきの)
ドラマ2025年12月8日
-治済に対する仇討ちのため、対立関係にあった蔦重と松平定信(井上祐貴)がタッグを組む展開にも驚かされると同時に、思わず胸が熱くなりました。 藤並 白河藩に戻った後の定信は、それまでとは打って変わって、大田南畝や山東京伝に本を書かせているんで … 続きを読む
映画2025年12月5日
-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。 功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月4日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
-雰囲気のいい現場だったようですね。 中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
―確かにその通りですね(笑)。 ただ、大半は史実通りですが、(小田)新之助(井之脇海)とふく(=うつせみ/小野花梨)ととよ坊の一家、序盤に登場した蔦重の恩人の花魁・朝顔(愛希れいか)など、一部に私が創作したオリジナルキャラもいます。と … 続きを読む