間宮祥太朗、変化し続けながら挑む俳優業 「今後は時代劇やロードムービーをやってみたい」【インタビュー】

2024年11月12日 / 12:00

-タモツはお金の問題があって裏社会の世界に飛び込みますが、間宮さん自身が自分の環境や生き方を変えたいと思った経験はありますか。

 小学校の頃に転校したり、中学と高校で学校が変わったり、お芝居の仕事を始めたり…と環境が変わり続けてきたので、自分から変えたいと思ったことはなかったです。お芝居の仕事も監督や脚本、作品のテイストが違うと現場でのやり方も変わってくるので、変化し続けながらやっています。環境は変えようと思っていても、いなくても変わるものだという認識があって、変化には慣れていますし、楽しめるタイプでもあります。

-シリアスからラブコメ、青春ものなど、さまざまなジャンルの作品に出演されている間宮さんですが、今後は役者として、どのような展望を抱いていますか。

 エンターテインメントの業界は移り変わっていて、配信が増えてきたり、作り方が変わったりする中で、例えば10年後に映画やドラマなどの作品がどういう形であるのかというのは想像しかねる部分があるのですが、僕個人としては、自分が携わる作品が自分にとっても見てくださる方々にとっても面白いものであることを願いますし、そのためにできることをするというのは、今やっていることと特段変わらないのかなと思います。ジャンルとしては、以前大河ドラマ「麒麟がくる」に出演させていただきましたが、時代劇はあまり経験がないので挑戦してみたいですし、ロードムービーもやってみたいです。

-同年代の俳優の方で海外で活躍することを目標の一つとして掲げている方もいますが、間宮さんはどのような考えをお持ちですか。

 個人的には海外の作品に出演することよりも、日本の作品が海外で評価されることの方に今はロマンを感じています。日本にいて日本語で日本の感覚があるから作られるものがあると思いますし、それはアメリカやイギリス、韓国などで作られる作品も同じで、それぞれの「特産品」のようなものだと思っています。同じ時代であっても、土地や環境によって抱えている物事や事情、人の感情が違うと思うので。

 連続ドラマW-30「ハスリンボーイ」は毎週(金)午後11時から配信・放送中(全8話)。

WOWOWオンデマンドで全8話一挙配信中。

俳優としての展望を語った間宮祥太朗 (C)エンタメOVO

(取材・文・写真/小宮山あきの)

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

鈴鹿央士「絶対に映画館で見て損はさせない映画になっています」『藁にもすがる獣たち』【インタビュー】

映画2026年9月29日

-おばあちゃん役の風吹ジュンさんとの印象に残ったエピソードがあれば。  とても面倒見のいい方で、何か聞いたら何でも返してくれるし、気を使ってくださいました。本当は僕が気を使わなければいけないのに、風吹さんの方から、「大丈夫よ。頑張ろうね」っ … 続きを読む

向井理、演出家・倉持裕と再びタッグ 6人で描き出す会話劇に「戻ってきたな。こういうことがやりたかった」 M&Oplaysプロデュース「ブランク」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月29日

 向井理が主演するM&Oplaysプロデュース「ブランク」が、10月3日から開幕する。本作は、2023年に本多劇場で上演した「リムジン」に続き、向井と倉持裕が再びタッグを組んで贈る新作公演。ある弁護士事務所を舞台に、そこで繰り広げら … 続きを読む

「生きることはこんなに面白いと示したい」制作統括が「ブラッサム」に込めた思い【連続テレビ小説「ブラッサム」インタビュー】

ドラマ2026年9月28日

-そんな珠の父・清治は、現代ではありえないほど娘に厳しく接しますね。  厳しい父親の話は、宇野千代さんの著書にも書かれていることです。現代の視点で見るとつらい話ではありますが、当時の家父長制の下では、ああいう側面があったことは事実です。ただ … 続きを読む

石橋静河「皆さんに『一歩前進してみようかな』と思っていただけたら」連続テレビ小説主演に懸ける思い【連続テレビ小説「ブラッサム」インタビュー】

ドラマ2026年9月26日

  -劇中では、渡部篤郎さん演じる珠の父・清治が強烈な存在感を放っています。珠と清治の関係も物語の重要なカギになりそうですが、2人の関係をどのように捉えていますか。  実際のお父様は、宇野千代さんが「ドストエフスキーの小説に出てくる狂人のよ … 続きを読む

【映画コラム】戦争が終わった後に残るものは…『ハート・オブ・ビースト』『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』

映画2026年9月25日

『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』(9月11日公開)  ニューヨークの貧しい家庭に生まれたアフリカ系アメリカ人のアレン・ネルソン(ロドニー・ヒックス)は、貧困と差別から抜け出すため18歳で海兵隊に入隊する。1966年、ベトナム戦争 … 続きを読む

page top