橋本環奈「自分の好きなことを貫く“ギャル魂”が大切」連続テレビ小説「おむすび」いよいよスタート!【インタビュー】

2024年9月28日 / 07:00

(C)NHK

-今回は、まもなく発生から30年を迎える1995年の阪神・淡路大震災を正面から描くことも話題ですが、その点についてはどのように向き合いましたか。

 私自身、大きな震災を経験したことがないので、震災に関する部分については、丁寧に演じなければ、と監督やスタッフの皆さんと話し合い、色々な資料を拝見したり、当時、現地で取材された記者の方のお話を伺ったりしました。ただ、実際に演じる上では難しさも感じています。

-というと?

 劇中に「何となくみんなが悲しそうにしていた」「うちは覚えてないんだよね」というせりふもあるように、震災当時、結は6歳です。6歳の女の子が、どれくらい当時のことを覚えているのか、難しいところがあって。実際に6歳で震災を経験した方のお話を伺ってみると、うっすら覚えているくらいだったり、「避難所で友だちと一緒に生活するのが新鮮で、最初は楽しいと思った」ということもあったりすることがわかってきました。でも同時に、当時の惨状や家が崩れた風景は忘れられず、記憶に残っている部分もあるらしくて。

-そうでしたか。

 その上、実際に震災を経験した方々が、当時のつらい記憶をフラッシュバックさせないように心がけながらも、「うそをついてはいけない」という思いもあって。しかも、寄り添うことは大事ですが、だからといって皆さんも哀れんでほしいわけでもないでしょうし…。そんなふうに、自分の中でいろんな葛藤がありつつも、「前を向いて、生きていかなければ」という思いのこもったせりふの一つ一つを重く受け止めながら演じています。

-それでは最後に、座長として現場で心掛けていることがあれば教えてください。

 常にみんなが楽しくいられることが一番なので、できるだけ現場は明るく盛り上げていきたいです。といっても、それは自分が好んでやっていることなので、特に「頑張っている」「努力している」という意識はありません。私自身、NHKのドラマに出演させていただくのは初めてなので、最初は不安がありました。でも、スタッフの皆さんがいつも温かく迎えてくださるおかげで、楽しく撮影に臨むことができています。そういう現場の空気感は、最後まで変わらずにいけたらと思っています。

(取材・文/井上健一)

(C)NHK

 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【映画コラム】4月前半公開の映画から『俺たちのアナコンダ』『ハムネット』『1975年のケルン・コンサート』

映画2026年4月16日

『1975年のケルン・コンサート』(4月10日公開)  ドイツ・ケルンに住む音楽好きの高校生ヴェラ・ブランデス(マラ・エムデ)は、アメリカのジャズピアニスト、キース・ジャレットの演奏に衝撃を受け、彼のケルン公演を実現させようと決意するが…。 … 続きを読む

風間俊介「人生の中で特別な時間が刻まれる」 鴻上尚史の代表作「トランス」に挑む【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月15日

 風間俊介、岡本玲、伊礼彼方が出演する、KOKAMI@network vol.22「トランス」が4月28日から上演される。1993年に初演された本作は、3人の登場人物たちによる妄想と現実が入り乱れた物語。鴻上尚史の代表作のひとつである本作を … 続きを読む

浜辺美波「池松壮亮さんから様々な刺激をいただいています」大河ドラマ初出演で豊臣秀吉の妻・寧々を好演【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年4月11日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合 毎週日曜 夜8:00~ほか)。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄の秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中だ。本 … 続きを読む

佐野晶哉「祖母が泣いて喜んでくれました」 連続テレビ小説初出演への意気込み【連続テレビ小説「風、薫る」インタビュー】

ドラマ2026年4月11日

  -シマケンが「良き相談相手」となるりんとの関係について教えてください。  シマケンとりんの2人のシーンには、独特の空気感が漂っています。りんの家族や親友の槇村太一(林裕太)が一緒のシーンはテンポよく進むのに、りんと2人きりになると、お互 … 続きを読む

早乙女太一「“劇団朱雀”という新たなジャンルを作るような気持ちで」早乙女友貴「お祭りを楽しむような感覚で」豪華ゲストと共に3年ぶりの公演に挑む 劇団朱雀「OMIAKASHI」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月9日

-お話からは劇団朱雀が常に進化を続けている様子が窺えますが、大衆演劇の伝統を大切にしつつ新しい演目を作り上げていく上で、心掛けていることはなんでしょうか。 太一 僕が舞台を作る上で最も大切にしているのが、その点です。当初は、「これを変えてし … 続きを読む

page top