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たじまこと氏のBL漫画を原作に、誰でも簡単においしく作れる料理をふんだんに盛り込み、一軒家でルームシェアする“ゼロ距離”大学生の“アキ”こと秋吉純太と“ハル”こと藤城春継のほのぼのライフを描いた映画『アキはハルとごはんを食べたい』(23)の待望の続編『アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!』が6月14日から全国公開となる。公開を前に、アキ役の赤澤遼太郎とハル役の高橋健介が、作品に対する思いを語ってくれた。
高橋健介(左)、赤澤遼太郎<ヘアメイク:SUGA NAKATA(GLEAM)、スタイリスト:小野魁人>
(C)エンタメOVO
赤澤 びっくりしました。でも、前作の時、座組の雰囲気がすごく良かったので、この関係値でもう1回映画を作れるんだといううれしさもあって。
高橋 まだ前作に対するお客様のリアクションがない段階でお話を頂いたから、僕らも驚いたよね。
赤澤 予告編が公開された時も、皆さんがとてもうれしそうにリアクションしてくれて。待っていてくれたんだなと。
高橋 前作も、繰り返し見て「映画、おかわりしてきました!」と言ってくれる方もいて。
赤澤 そういう言葉がすごくうれしかったな。
高橋 前作ではアキが料理を作り、ハルが食べることが多かったのですが、今回は2人一緒に食べる場面が多かったので、楽しかったです。
赤澤 どれもおいしかったしね。僕は撮影前、劇中に登場する“とろろ梅うどん”や“たこ焼きパイ”を自分で作ってみたけど、すごくおいしくて。料理の苦手な僕ができるくらい簡単なので、皆さんにもおすすめです。
赤澤 僕は高校のとき、アナウンサーを目指そうと思い、大学でアナウンス研究会に入ったんです。でも、それが僕のイメージしたものと少し違っていて。その時、ものすごく悩みました。そこで迷っていたら、友だちが役者をすすめてくれたことが、今につながっています。
赤澤 そうなんです。だから、自分と重なりました。ハルがアキに語る「就職することが大事ではなく、その後が大事なんだよ」という言葉も実際、僕も高校の先生から言われたことがあるので、わかるなと思って。
高橋 そう考えると、周囲のアドバイスに耳を傾ける素直さも大事だよね。僕自身は、進学では常に堅実な選択をしてきたから悩むことはなかったけど、この仕事を始めてからは、どういう方向性に進もうか、どういう作品作りをしていこうかと、日々悩んでいる。より良い仕事をするためには、常にベストを尽くさなければいけないから。それは、俳優という仕事を選んだ僕たちの永遠のテーマだね。
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