エンターテインメント・ウェブマガジン
信頼する吉田(照幸)監督が演出として参加していたことが、お引き受けした大きな理由です。
吉田監督は、僕が2008年の「サラリーマンNEO Season3」に出演させていただいた頃からお世話になっている方で、常にチャレンジする課題を与えてくださるんです。あるドラマに出たときは、「役が二つあります。どちらをやりますか」と聞かれ、一方を選んだら、「それを選ぶと思っていました」と僕の考えを見透かしたようにおっしゃって。あるいは、僕が何か疑問に思ったことを尋ねると、即答してくださるんです。つまり、僕が悩むことについては、先回りして考え、答えを出しているわけです。そんなことから、全幅の信頼を置いている方なので、吉田監督に身を預ければ、正しく導いてくれるだろうと。
撮影前に僕からお願いして、お二人と台本の読み合わせをやらせていただきました。そのとき、監督や僕の要望を伝えたら、すぐに反応が返ってきたので、お2人ともとてもクレバーな女優さんだなと。現場でも、相手のことを考えながらお芝居してくれるので、とても助かっています。ナオキ役の倉沢さんとは、ギャップが生じないように、現場でも「この部分はこう読みたいんですけど、どうですか」と、常にすり合わせながらやっています。
主演だからといって特別なことはしていませんが、普段から周囲がものを言いづらい人間にはならないように心掛けています。監督はもちろん、カメラマンや美術部など、さまざまな部署の皆さんが「こうしてみたら」と提案してくださるアイデアを、漏れなく拾えるようにしたいと思っているので。また、昔から大事しているのが、自分が気持ちよく仕事をするためには、まず周りの人を気持ちよくしなければ、ということ。その点でまずは、スタッフの皆さんは、お名前で呼ぶようにしています。やっぱり皆さん、「衣装さん」、「メイクさん」と職種で呼ばれるよりも、名前で呼ばれた方が気持ちいいでしょうし。それが結果的に、スムーズな仕事にもつながりますし。
まずはタイトル通り、「おじさんの初恋」を描いた物語が面白いですよね。また、僕自身もそうですが、VRになじみの薄い方にとっては、こういう世界があると知ることができる楽しみもありますし。ホナミの“中の人”が登場する中盤以降はグルーヴ感が増し、VRと現実の間を行き来しながらドラマチックなことが次々と起きるので、どんどん面白くなっていくと思います。ぜひご期待ください。
(取材・文/井上健一)

(C)NHK
映画2026年10月9日
-戸田さんが当時の生活に引かれる理由は何でしょうか。 昔から、向田邦子さん(「寺内貫太郎一家」、「阿修羅のごとく」などを手掛けた昭和の脚本家、小説家)の作品や、そこ描かれている戦後昭和の生活スタイルが好きだったんです。世の中は今よりもずっ … 続きを読む
映画2026年10月8日
「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」(11日公開)★★★ 戦争が残した加害と被害の記憶 ベトナム戦争に従軍した元海兵隊員アレン・ネルソン(ロドニー・ヒックス)は、帰国後も戦場の記憶に苦しみ続ける。だが、自らの戦争体験を人前で語り始 … 続きを読む
ドラマ2026年10月7日
10月7日(水)よる11時からカンテレ・フジテレビ系全国ネット「水ドラ★イレブン」枠で、新ドラマ「小麦とバターと復讐と」がスタートする。 夫と助手に裏切られ、命を落としたパン職人の野崎ミチルが、2年前にタイムリープし、過去をやり直しなが … 続きを読む
映画2026年10月1日
-実在の人物を演じる難しさは感じましたか。 川口 彼女が残した日記や言葉、映像も少なからずありましたが、自分なりの解釈はせず、監督を信じて飛び込んでみるという感じでした。本当に一つずつ模索しながら作っていったという感覚でした。 高杉 こうい … 続きを読む
映画2026年10月1日
-今回は広瀬アリスさんとの共演でしたが、『ゆきてかへらぬ』では、妹のすずさんとも共演しましたね。 シンプルに、男と女として対峙(たいじ)する役ができたことはすごくうれしかったですし、すずちゃんもアリスさんも、自分の実年齢とは関係なく、僕が … 続きを読む