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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜午前8時)に、おミネ役として田中麗奈が登場する。おミネは、有楽町かいわいを取り仕切っている“夜の女” 、通称「ラクチョウのおミネ」。ある雑誌記事を見てスズ子の楽屋に乗り込んでくる。おミネを演じる、田中の最新コメントをお届けします。

「ブギウギ」(C)NHK
最初に役の説明を聞いた時は、立体的におミネというキャラクターを捉えきれていなかったのですが、台本を読んでおミネのセリフや人柄を理解して、「すごく面白い役だなぁ」と思いました。「面白い」というのは「楽しい」というだけではなく、深みのある、人間としての面白さがある人だということです。初登場のシーンで、楽屋に乗り込んでいくところ、自分の意見をしっかり言うところなどがとても印象的で、おミネは、今まで経験してきた悲しみや、戦争の時代によって犠牲になったものなどさまざまな思いを含んだ女性なんだと思いました。
この時代を生きた方々は、私がいままで経験してきたことでは補えないような人生を送ってきた方ばかりなので、自分との共通点などはあえて考えませんでした。そういった意味でもおミネは難しい役ですが、背景となるエピソードに苦労やつらいこと、抱えているものが多いと、それらを受け止めて演じる分やりがいがありますね。
スズ子は数々の苦しみや悲しみを明るさに変えて歌で表現していく一方で、おミネはガード下で夜の女としての生き方を選びました。スズ子が太陽とすれば、その光が強ければ強いほど影も大きくなります。そんな光と影のような2人の関係性について見守っていただければと思います。
趣里さんと共演するのは初めてですが、本当にいろいろな魅力を持っていらっしゃる方だと思います。私は視聴者として「ブギウギ」を見ている時間が長かったので、スズ子が名シーンを重ねていく姿が、本当に印象的でした。
特に、「大空の弟」の時は、テレビの前で正座して「私はなんて伝説を目にしているんだろう!」と思いながら見ていました。弟の死だけでなく、戦争による世の中の悲痛な悲しみや怒りのようなものを、すべて表現されていて本当にすごいと思いました。そういった思いがあったので、初めて趣里さんと対面した時は、やっと一緒にお芝居ができるんだと、とてもうれしく思いました。
おミネが出てきて、また新しいスズ子の表情が見られると思います。スズ子とおミネの2人の関係性から見えてくるものがあると思うので、引き続きお付き合いいただければと思います。
2023年度後期 連続テレビ小説 「ブギウギ」
【作】 足立紳 櫻井剛 <オリジナル作品>
【音楽】 服部隆之
【主題歌】 中納良恵 さかいゆう 趣里 「ハッピー☆ブギ」
【語り】 高瀬耕造 (NHK大阪放送局アナウンサー)
【出演】 趣里 水上恒司 / 草なぎ剛 蒼井優 菊地凛子 生瀬勝久 小雪 水川あさみ 柳葉敏郎 ほか
【スタッフ】 制作統括:福岡利武 櫻井壮一 / プロデューサー:橋爪國臣
演出:福井充広 鈴木航 二見大輔 泉並敬眞 盆子原誠 ほか

「ブギウギ」(C)NHK
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