エンターテインメント・ウェブマガジン
監督とは初めましてだったんですけど、周りから、とても丁寧に作品を作られる方だと聞いていました。今回は、私が演じた遥海の役が一番難しいっておっしゃってくださって、本番に入る前は、遥海についていろいろ考えたり、語ったり、思いをシェアし合ったりしました。それも、「こういうふうに演じて」じゃないんです。「どう思う。どうしようか。一緒に作っていこうよ」という感じで、ちゃんと私の心の準備ができるまで、信じて待って、見守ってくださいました。それはものすごい愛情で、とても温かいんです。何か母性に近いような愛。この作品のテーマは親子愛でもあるので、監督自身がこの作品の親であり、全部を包んでくださっていたなと思います。そういうすてきな演出をされる方でした。監督ともう1回お仕事をしたいと思う役者さんは多いと思います。
監督の愛情で、すごく温かい作品に仕上がっていると思います。遺産相続と親子愛、家族愛をテーマに描いている作品で、許し合えるからこそ、本当の愛情が生まれるのではないかという希望を提示しています。何か心が癒やされるきっかけになると思うので、親子でもいいですし、お一人でもいいですし、見ていただいて心に刺さったら、ぜひご家族にも薦めていただけたらうれしいなと思います。
(取材・文・写真/田中雄二)

(C)2022「法定相続人」製作委員会
ドラマ2025年12月15日
-ご自宅でも絵の練習をされたそうですね。 台本が来るたびに絵を担当するチームとの打ち合わせがあり、練習用の絵が並んだ計算ドリルのようなプリントを数十枚いただくので、それを自宅に持ち帰り、宿題のように繰り返し描いて練習していました。 -歌麿 … 続きを読む
ドラマ2025年12月14日
-治済役が大きな話題となった生田さんについて、撮影を通じて感じた俳優としての魅力を教えてください。 生田さんで印象に残っているのが、何事にも動じないことです。常に泰然自若として、変なクセを出さない。ある意味、視聴者に想像させるようなキャラ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月13日
稲垣吾郎が、2026年2月7日から開幕するPARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」で傑作ラブコメディーに挑む。本作は、劇作、俳優、作詞、作曲、映画監督と多彩な才能を発揮したマルチアーティスト、ノエル・カワードによるラブ … 続きを読む
映画2025年12月12日
-パーシーのように、与えられた仕事を楽しくやるコツがあれば教えください。 仕事があることが幸せ。シンプルにそういう意識を持ってやっています。僕もミュージシャンを目指していろいろとやっていましたが、思うようにいかなくて。でも、音楽に対する情 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月10日
-堤さんと高橋さんは高橋さんのドラマデビュー作以来のタッグと聞いています。堤さんは高橋さんの吉良上野介にどのような期待を寄せていますか。 堤 ぴったりだと思いますよ。生き馬の目を抜く芸能界で酸いも甘いも知り尽くしていますから。デビューの瞬間 … 続きを読む