エンターテインメント・ウェブマガジン
NHKで好評放送中の連続テレビ小説「らんまん」。“日本の植物分類学の父”牧野富太郎博士をモデルに、愛する植物のため、明治から昭和へと激動の時代をいちずに突き進む主人公・槙野万太郎(神木隆之介)の波瀾(はらん)万丈な生涯を描く物語だ。物語が終盤に差し掛かりつつある今、「語り」として物語を見守ってきた宮崎あおいが、収録の舞台裏や作品への思いを語ってくれた。
このようなかたちで再び朝ドラに参加させていただけることが、とてもうれしかったです。台本を開いてみたら、以前お世話になったスタッフさんのお名前もあったので、すぐに「やりたいです」とお返事しました。NHKに来ると、10年ぶりにお会いするスタッフの方もいて、廊下を歩いているだけでも楽しくて。今も変わらず、「あの時は楽しかったね」とお話しできるのは、これまで一緒にお仕事させてもらったおかげだと思います。そういういろんなご縁がつながって、「らんまん」に参加させていただけたことが、すごく幸せです。
朝ドラは、いろんな世代の方がご覧になっているので、「聞き取りやすさ」を心掛けています。その上で今回は、例えば主人公のお母さん役、というような設定があるわけではないので、「近すぎず、離れすぎず」の距離感で、客観的に物事を伝えることを意識しています。
やはり、人が亡くなるときは、どうしても感情が乗ってしまいます。だから、最初に台本を読んだとき、一度泣いておいて、収録のときは俯瞰(ふかん)で見られるようにして。園ちゃん(万太郎と寿恵子の長女・園子)のときもそうでしたが、子どもが亡くなるのは、耐えられません。ただ、感情を乗せすぎないようにしながらも、どうしても乗ってしまうときは、それでもいいかなと思っています。何かあれば、監督から「こうしてください」と指示をいただけるのでその都度修正していきました。
週に一度、収録に参加しているのですが、常に喉をいい状態に保つ難しさを初めて知りました。どれだけ気を付けていても、どうしても調子がよくないときもあるので、喉にいいお茶を飲んでみたり、蜂蜜をなめてみたりと、試行錯誤しながら早めに対処するようにしました。普段から声のお仕事をされている方のすごさを改めて感じました。
舞台・ミュージカル2024年11月20日
ドラマ・映画・舞台と数多くの作品で活躍する生駒里奈が、ストーリー性のある演劇的な世界観をダンスとJ-POPで作り上げるダンスエンターテインメント集団「梅棒」の最新作、梅棒 19th GIFT「クリス、いってきマス!!!」に出演する。生駒に … 続きを読む
ドラマ2024年11月17日
毎週月曜夜10時からカンテレ・フジテレビ系で放送している、ドラマ「モンスター」。趣里演じる主人公・神波亮子は、“高校3年生で司法試験に合格した”人物で、膨大な知識と弁護士として類いまれなる資質を持つ“モンスター弁護士”という設定。しかし今 … 続きを読む
映画2024年11月15日
韓国発の大ヒットWEBコミックを日本で映画化したサスペンスホラー『他人は地獄だ』が、11月15日から公開された。 地方から上京した青年ユウが暮らし始めたシェアハウス「方舟」。そこで出会ったのは、言葉遣いは丁寧だが、得体のしれない青年キリ … 続きを読む
ドラマ2024年11月15日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「光る君へ」。11月10日に放送された第四十三回「輝きののちに」では、三条天皇(木村達成)の譲位問題を軸に、さまざまな人間模様が繰り広げられた。 病を患い、視力と聴力が衰えた三条天皇に、「お目も見えず、お耳 … 続きを読む
映画2024年11月15日
古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、剣闘士(グラディエーター)として壮絶な戦いに身を投じる男の姿を描いたスペクタクルアクション『グラディエーター』。巨匠リドリー・スコットが監督し、アカデミー賞で作品賞や主演男優賞など5 … 続きを読む