エンターテインメント・ウェブマガジン
Q.4人のゴーストたちから次々にとりつかれるというシーンはどのように演じましたか?
チャ・テヒョン:ゴースト役の俳優の前で、その人のまねをするのは、本当に恥ずかしかったです。真横にいる人のまねをするのは容易なことではありません。幸いにもチャンソクさんとイ・ムンス先輩、チャン・ヨンナムさん、チョン・ボグンさん、それぞれにとても特徴があったので助かりました。
Q.ほかのキャラクターはまさに宙に浮いている感じでしたが、ヨンスが劇中のバランスを取っているように見えました。
カン・イェウォン:ヨンスだけが地に足が着いているキャラクターなんです。でも、映画全体のことを考えるとあまり重過ぎてもダメですし、逆に軽過ぎてもダメ。監督がそれらを総合して演出してくださいました。
Q.チャ・テヒョンさんは次回作で騎手役に挑戦されるそうですね。カン・イェウォンさんはドラマの予定は?
チャ・テヒョン:映画『チャンプ』で初めて動物と共演します。試しに何度か乗馬をしてみましたが、怖いばかりで全く上達せず本当に悩みました。ある日マネジャーに「出演をキャンセルできないか」とこっそり聞いてみました。でも、すでに契約書には捺印したと言われて…。仕方がないので、死ぬ気で乗ってみたら普通に乗れるようになりました。「やろうと思えばできないことはない」ということを、身を持って体験しました。
カン・イェウォン:チャンスがなかったわけではないのですが、積極的に“やりたい”と思えるような作品に出合えませんでした。何よりも重要なことは作品選びだと思っていますし、たとえお金がなくてつらい状況にあったとしても、どんな作品でもいいからというわけにはいきませんから。特にテレビドラマを避けているわけではないのですが、確かに映画が大好きだし、魅力を感じています。“共同作業を通じての情”がわくとでも言うのでしょうか。テレビドラマはどうしてもスケジュールに追われて、大慌てで撮影していくので、そういう情が生まれるのは難しいみたいです。でも、いい作品と出合えることができたら、ぜひチャレンジしてみたいです。
●『ハロー!?ゴースト』
6月9日(土)から新宿武蔵野館ほか、全国順次公開
監督&脚本キム・ヨンタク 出演チャ・テヒョン、コ・チャンソク、チャン・ヨンナム、イ・ムンス、チョン・ボグン、カン・イェウォン
2010年/韓国映画/111分/提供・配給:ツイン/配給協力:太秦/協力:パラマウント ジャパン
公式HP:www.hello-ghost.com
(C)2010 Water n Tree Pictures & Next Entertainment World Inc. All Rights Reserved.
舞台・ミュージカル2025年12月4日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
-雰囲気のいい現場だったようですね。 中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
―確かにその通りですね(笑)。 ただ、大半は史実通りですが、(小田)新之助(井之脇海)とふく(=うつせみ/小野花梨)ととよ坊の一家、序盤に登場した蔦重の恩人の花魁・朝顔(愛希れいか)など、一部に私が創作したオリジナルキャラもいます。と … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月30日
今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む
映画2025年11月29日
『栄光のバックホーム』(11月28日公開) 2013年のプロ野球ドラフト会議で指名され、鹿児島実業から阪神タイガースに入団した18歳の横田慎太郎(松谷鷹也)。誰もがその将来に大きな期待を寄せていたが、突然横田の目にボールが二重に見えるとい … 続きを読む