チャ・テヒョン&カン・イェウォン「『シックス・センス』を超えるオチに注目!」

2012年5月11日 / 18:17

ゴーストはCGではなくワイヤー!

4人全員をワイヤーでつるして本当におんぶしていました

Q.劇中、サンマンとヨンスのロマンスはあいまいな感じに描かれていました。ロマンスの始まりはどこだと思いますか?

カン・イェウォン:ヨンスはサンマンが自分に似ていると感じたんでしょう。サンマンもヨンスと同じように孤独なんです。見た目は好感が持てるし、しかも自分に興味を持っているようだし、気付いたら彼がいつも見守ってくれていて、自分の知り合いとの関係性も深めている。会うたびに情が移っていくところからスタートしたと思います。同じような境遇という共通点が一番のきっかけだったと思います。

Q.チャ・テヒョンさんは一人五役に挑戦し、カン・イェウォンさんは、目の前に誰かがいても見えないふりをして演じたわけですが、難しかったですか?

チャ・テヒョン:これまでもよく「チャ・テヒョンのワンマンショーだ」と言われましたが、今回はそんなレベルじゃなかったです。一人で担う役割があまりにも大きかった。ゴーストの登場シーンが多いと思っていたのに僕のシーンの方が多かったんです。シナリオを読んだときは、「CGで処理するだろう」と想像していたのに、とんでもない話でした。予想とはまったく違いました。何の特殊効果もなくて、ゴーストたちが自分にのり移って出て行くというシーンを、全部僕一人で表現しなければなりませんでした。もちろん、効果音ぐらいは付けてくれましたが…(笑)。

カン・イェウォン:不思議なことですが、見えないふりをして演じるというのは、意外に意識せずうまくできました。監督からも「本当に何も見えないように演じて」と言われましたし、NGもなかったです。ただ、チャ・テヒョンさんだけを見て演じました。

Q.CGを使っているように見えましたが。

チャ・テヒョン:キム監督は、これまでのゴースト映画とは差別化するために、生きている人間と何ら変わりのないゴーストの姿を望んでいました。僕が4人のゴーストをおんぶして歩くシーンは、4人全員をワイヤーでつるして本当におんぶしていました。ワイヤーの線を消すところはCGで処理していますが、僕よりもおんぶされている方が苦労したと思います。特に体重の重いコ・チャンソクさんは大変だったと思います。


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

草なぎ剛「今、僕が、皆さんにお薦めしたい、こういうドラマを見ていただきたいと思うドラマです」「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」

ドラマ2025年10月14日

-日々の撮影を乗り切るリラックス方法、元気と健康の秘訣(ひけつ)は?  食事、睡眠、運動にはもちろん気を遣っています。ただ大事なのは、心の持ちようだと思います。「5時間しか寝ることができなかったじゃなくて、5時間も寝ることができた」とかね。 … 続きを読む

川島如恵留「僕にとって一番の幸福は、メンバーといられること」 初の単独主演舞台に挑む【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年10月13日

-本作の公演中の11月22日には31歳の誕生日を迎えますね。  公演中に誕生日を迎えられるのは幸せです。去年の誕生日は本を出版させていただき、イベントを行わせていただきましたが、今年は舞台俳優として過ごさせていただきます。カーテンコールなど … 続きを読む

妻夫木聡、佐藤浩市「この物語は馬と人の継承を描いていると感じました」日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」【インタビュー】

ドラマ2025年10月12日

-クランクインして2カ月ほどたちましたが、撮影の様子を教えてください。 妻夫木 皆さん本当に家族のように過ごしながら撮影しています。僕自身、1日1日が過ぎるたびに「このシーンはもう二度とやらないんだな」と寂しさを感じるくらいで、それほど毎日 … 続きを読む

中村ゆり「草なぎ剛さんは包容力があって“人の痛み”が分かる方」 ドラマ「終幕のロンド」【インタビュー】

ドラマ2025年10月10日

-本作は「遺品整理」がテーマで、ドラマを見た視聴者も生や死について考えさせられる作品になると思います。この物語を通じて“死ぬこと”や“生きること”について、考えたことがあれば教えてください。  今回の作品に携わることで“死ぬときに何が残るの … 続きを読む

北山宏光、6年ぶり主演舞台に「僕が今、出せるものを全て注ぎ込む」 舞台「醉いどれ天使」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年10月10日

 名匠・黒澤明と三船敏郎が初めてタッグを組んだ伝説の映画『醉いどれ天使』の2025年舞台版が11月7日に開幕する。本作は、戦後の混沌(こんとん)とした時代に生きる人々の葛藤を生き生きと描いた物語。映画が公開された1948年に、映画版とほぼ同 … 続きを読む

Willfriends

page top