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僕なりにまっすぐ演じようと思います。ドラマや映画には「映像のうそ」というのが少なからずあります。できないことをできるように見せることができるんです。それは、そう見せることが芝居の中で重要なことだからですが、舞台ではできることしかできない。誤魔化しようがないですし、できることをできるだけやるしかないんです。なので、まっすぐに演じられたらいいなと思います。
お相手の方とのコミュニケーションです。ラブストーリーは特に、お相手の方と2人のシーンが多くなると思います。そうなったときに、コミュニケーションを取ることで、役としても役以外のところでもカバーし合えるのかなと思います。ラブストーリーって、絶対に2人の間に何かが起こるわけですから、きついことも多いんですよ。僕にできることなんて微々たるものだとは思いますが、役以外のところで少しでもつらくなくなればいいなと思います。
僕はないです。やはり、お芝居ですから。それに、役の上で何か嫌なことがあっても、それを引きずってピリピリしていたら周りの人もきっと嫌な気分になると思うので、そうならないように生きていこうと極力、気を付けています。
すごく優しい雰囲気をまとった方だなと感じました。落ち着きがあって安心します。(取材当時)1度だけ読み合わせをさせていただいたのですが、そのときにどの方とも違う藤野さんならではのリズムがあって、それがすごく藤野さんとジュリエットの魅力を引き立てていらっしゃるなという印象がありました。なんとも表現しづらいのですが、どの人とも違うリズムなのに、せりふのリズムを崩しているわけでもないんですよ。僕の勝手なイメージですが、こうした古典作品の場合、伝統的な話し方というのがあり、それをすることによって、リズムにとらわれずに気持ちよく話すことができるんですが、藤野さんはその伝統的な話し方にもとらわれていないんです。すごく不思議で、うらやましいなと思いました。
映画2025年11月11日
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ドラマ2025年11月10日
草なぎ剛主演の月10ドラマ「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜午後10時)。第3話で強烈なインパクトを残したゆずは(八木莉可子)の母(雛形あきこ)が、再びHeaven’s messenger … 続きを読む
ドラマ2025年11月9日
-目黒さんらしさを出しつつ、ドラマを見ている皆さんにも分かりやすいナレーション的なニュアンスでしょうか。 それもありますが、そこにただ声を当てているだけではなくて、後々に明かされてくる別の意味もある、といったようなストーリーを自分の中で組 … 続きを読む
映画2025年11月6日
-シム・ウンギョンさんを演出してみていかがでしたか。 三宅 よくバスター・キートンの映画の話をしていたので、ある種の軽やかさをお持ちなんだなと思いました。それはウケを狙うということではなくて、徹底的に真剣なんですけど、それが重くなるのではな … 続きを読む
映画2025年11月1日
『盤上の向日葵』(10月31日公開) 信州の山中で身元不明の白骨死体が発見される。現場には、この世に7組しか現存しない希少な将棋駒が残されていた。駒の持ち主は、将棋界にすい星のごとく現れた天才棋士・上条桂介(坂口健太郎)であることが判明。 … 続きを読む