「らんまん」要潤「皆さんの予想をどんどん裏切る方向に」主人公・万太郎の運命を左右する東大教授役【インタビュー】

2023年6月1日 / 08:20

-今回は神木さんが主演ですが、要さんのデビュー作にも子役時代の神木さんが出演しています。俳優は共演する相手を選べない中、そうした節目ごとに共演していることには縁も感じますが、感慨のようなものはありますか。

 神木くんとは8歳で出会って、その次が13歳の神木くんが主演した民放の連ドラでご一緒して、今回が30歳。成長を見守っている感じがして、親心のような気持ちも湧いてきました。8歳の頃と今のお芝居は全然違うので、こういうふうに年齢とともに変わってくるんだなという幅の広さも感じますし。そういう意味では、万太郎を見守る田邊教授にちょっと近い部分があるかもしれません。

-朝ドラへの出演は今回で3度目ですが、特別な思いはありますか。

 僕も幼い頃から見てきた国民的なドラマですから、すごく特別な思いがあります。今回は3度目ということで、いろんな要領も分かってきました。朝ドラの撮影はすごくスピーディーなので、そのスピード感に負けないようにしたいと思っています。僕も人間ですから、疲れがたまることもあります。そういうとき、そのつもりはなくても、ちょっと気を抜いたり、台本の読み込みが甘くなったりすると、それがそのまま出てしまうんです。だから、そうならないように気を付けています。

-最後に、今後の田邊教授の見どころを教えてください。

 恐らく、現時点で視聴者の皆さんの中には、田邊と万太郎が二人三脚で何かを成し遂げていくと予想されている方が多いと思います。でも、そう単純にはいきません。皆さんの予想をどんどん裏切る方向に進み、「朝ドラでこれ言っていいのかな?」という衝撃的なせりふやシーンも出てきます。サプライズな展開もありますが、皆さんには田邊と万太郎、それぞれの気持ちをきっと分かっていただけるはずです。そんな2人の行方をぜひ見守ってください。

(取材・文/井上健一)

田邊彰久役の要潤 (C)NHK

 

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「生きることはこんなに面白いと示したい」制作統括が「ブラッサム」に込めた思い【連続テレビ小説「ブラッサム」インタビュー】

ドラマ2026年9月28日

-そんな珠の父・清治は、現代ではありえないほど娘に厳しく接しますね。  厳しい父親の話は、宇野千代さんの著書にも書かれていることです。現代の視点で見るとつらい話ではありますが、当時の家父長制の下では、ああいう側面があったことは事実です。ただ … 続きを読む

石橋静河「皆さんに『一歩前進してみようかな』と思っていただけたら」連続テレビ小説主演に懸ける思い【連続テレビ小説「ブラッサム」インタビュー】

ドラマ2026年9月26日

  -劇中では、渡部篤郎さん演じる珠の父・清治が強烈な存在感を放っています。珠と清治の関係も物語の重要なカギになりそうですが、2人の関係をどのように捉えていますか。  実際のお父様は、宇野千代さんが「ドストエフスキーの小説に出てくる狂人のよ … 続きを読む

【映画コラム】戦争が終わった後に残るものは…『ハート・オブ・ビースト』『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』

映画2026年9月25日

『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』(9月11日公開)  ニューヨークの貧しい家庭に生まれたアフリカ系アメリカ人のアレン・ネルソン(ロドニー・ヒックス)は、貧困と差別から抜け出すため18歳で海兵隊に入隊する。1966年、ベトナム戦争 … 続きを読む

市川團十郎、市川新之助「こういう形で記録に残せたのは非常によかったと思います」【インタビュー】『襲名』

映画2026年9月24日

-クライマックスの「勧進帳」で、歴代の團十郎さんによる弁慶と富樫が重なって映るシーンも、三池監督の発案でしょうか。 團十郎 私からは何も言っていません。三池さんが一生懸命にお作りになって、ああいう形になってよかったと思います。父(十二代目) … 続きを読む

尾上松也「金田一耕助を演じる喜びがふつふつと」奥智哉「今の時代にふさわしい作品に」名作ミステリー映画で共演『八つ墓村』【インタビュー】

映画2026年9月18日

-お二人は今回が初共演だそうですが、そういう金田一と辰弥の関係をどのように作っていったのでしょうか。 松也 僕のクランクインが、ロケ地の岡山でちょうど奥さんや堀田(真由/森美也子役)さんと3人のシーンでしたので、初日の撮影が終わった後にみん … 続きを読む

page top