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演技レッスン自体は、趣味の延長として15歳の頃からずっと続けていて、最初から “楽しい”と感じていましたが、実際に現場に入っても“楽しい”が大きかったです。もちろん、難しいことはありますが、“つらい”ということはほとんどないですね。
せりふに責任を持ってうそをつかないことです。感情が付いてきていないのに大げさな演技をすることは、犀原の叫び以外はないです(笑)。
実は、最初に犀原を演じたときは、全く犀原の気持ちが分からなかったんです。なので、(本作の企画・プロデュース、監督を務める)山口雅俊監督に相談させていただきました。そうしたら、山口監督から、犀原には「涙の味がするご飯を食べたことがある」という設定があるということを聞いて、それでピンときて今の犀原ができてきました。本当は人間味があった人なんだというところに共感できましたし、一つ共感できるところがあれば、あとはそこにつなげて理解していくことができます。役作りでいったら、犀原は「食べ方が汚い」という設定もあるので、汚い食べ方を家で練習したりもしました(笑)。ラーメンを食べるときに、すするのではなくて、かむんです。そうすると、汚い食べ方に見えるのですが、やっぱりラーメンはすすったほうがおいしく食べられますね(笑)。
今回のドラマも「ウシジマくん」らしさが健在です。クスッと笑えるシーンもあり、闇を軽やかに描いていて、グッとくるシーンもある。ファイナルで「ウシジマくん」ロスになった方たちには「帰ってきた」と思っていただけると思います。あっという間の30分になると思いますので、ぜひ楽しんでいただけるとうれしいです。
(取材・文・写真/嶋田真己)
ドラマ「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」は、MBS/TBSドラマイズムで9月20日放送スタート。
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