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そうなんです。演じているのが僕じゃないから、全く違います。自分が演じていれば、こういう声を出せばこう見えると分かるんですが、演じたものを見ながら声を当てるので、余計なことをしてもいけないし、その時々の表情に合った声を出すというのは難しいです。自分の演技というよりも、相手の演技を見て、それに合わせるという作業なんだと思います。
これを良心と呼ぶのかは分かりませんが、僕は倒れた人や落とし物をした人を見かけたときに、意外と率先して話し掛ける行動派なんです。人が倒れたとき、誰かが助けるかもしれないと思って、避けていく人も多いでしょう? 僕は素通りするよりは助けた方がいいなと思うから、行動しています。困っている人がいたら助けようとはきっとみんな思っていると思うけれど、なかなかそれを行動に移すのが難しいのかもしれませんね。電車でもおばあさんが立っていれば、席を譲ります。そのときに、「(譲ってもらわなくて)大丈夫よ!」と言われたことがあって、僕がやったことは間違えていたのかなと思ったこともありましたが、それでもやってしまうんです。ただ、逆に「席を譲りなさい」と言ってくるような人には絶対に譲らない(笑)。そこは相手を見て、厳しく対応していきます。でも、人それぞれ、何を良心と思うのかは違うのかもしれないですね。
(取材・文・写真/嶋田真己)
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