「鎌倉殿の13人」佐藤二朗「三谷さんの本は面白いし、どのせりふもいい」 演じた比企能員のお気に入りのせりふとは?

2022年8月14日 / 09:00

 「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』プレミアムトークin埼玉~比企一族スペシャル~」が、8月7日、埼玉県の東松山市民文化センターで開催された。北条家のライバルで、この地に縁のある、比企一族の当主・比企能員を演じる佐藤二朗が、比企尼役の草笛光子、比企時員役の成田瑛基、せつ役の山谷花純と共に登壇し、ドラマの撮影秘話を披露した。

(左から)山谷花純、草笛光子、佐藤二朗、成田瑛基

 佐藤はこれが3度目の大河ドラマ出演だが、三谷幸喜が脚本を手掛ける大河は初めて。その感想については、「三谷さんの本(脚本)はやっぱり面白いし、どのせりふもいい」と満足している様子。

 その上で、「僕個人が思う、いい脚本の一つの指標」として挙げたのが、「『うわ、このせりふ、俺が言いたい。ほかの俳優に渡したくない!』って思えるセリフがあるかどうか」という点だった。

 そして、「三谷さんの脚本にはそういうせりふが多い」と続けた佐藤は、お気に入りのせりふについて、次のように語った。

 「今回、僕が一番『うわ〜!!』って思ったのは、『表に出ろと言われて、表に出てよかったためしはない』(第28回)ですね。『名言やん!』って思って(笑)。確かに表に出ろって言われて表に出たら絶対いいことないですよね」

 続いて、演じる能員の魅力について言及した。「ちょっと地元の方には怒られちゃうけど…」と前置きした上で、まず口にしたのは、「僕が思う比企能員というのは、坂東彌十郎さん演じるライバルの北条時政と比べると、器が小さい人なのかもしれない」という弱気な言葉。

 それでも、「能員は自分の器の小ささとか、そういうことをちゃんと自分で引き受けた上で行動しているんだと思います。これは大変なことですよね」と演者ならではの視点で評価した。

 さらに、「自分の至らないところを自分で認めるというのは勇気が要ることだと思うんだけど、能員はそれを飲み込んだ上で、でも時政に勝ちたいと思って、いろいろ政略結婚などをしかけていく」と分析。

 最後は「自分の欠点を認めているっていう、どこかチャーミングな人だと思って演じました」と結論付けた。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

西畑大吾「役をどう演じたらいいかすごく考えた」 ドラマ「マトリと狂犬」【インタビュー】

ドラマ2026年1月8日

 西畑大吾主演のドラマ「マトリと狂犬」(MBS・TBSドラマイズム枠/毎週火曜深夜)が1月20日にスタートする。本作は、「ヤングチャンピオン」(秋田書店)で2020年から連載されている同名漫画のドラマ版。  麻薬取締捜査官・黒崎、刑事・葛城 … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第1回「二匹の猿」豊臣秀長、秀吉、織田信長 新味を感じさせる主要人物の初登場【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年1月8日

 1月4日から放送スタートしたNHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」。大河ドラマで人気の戦国時代を舞台に、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長(若い頃の名は小一郎)を主人公にした物語ということで、どのような幕開けになるのか、興味深く第1回を見守った。小一郎役の … 続きを読む

奈緒、感動巨篇「大地の子」の舞台化に挑む 30代を迎え「すごく楽しい」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年1月7日

 山崎豊子による小説を原作に、戦災孤児となった男性の波乱万丈の半生を描いた「大地の子」が舞台化される。主人公の陸一心(勝男)を演じるのは、井上芳雄。勝男の妹の張玉花を奈緒、勝男の妻となる江月梅を上白石萌歌が演じる。物語の舞台は、第二次世界大 … 続きを読む

中村雅俊「ちょっと同窓会に顔を出すようなつもりで今の3人の姿も見てほしいなと思います」『五十年目の俺たちの旅』【インタビュー】

映画2026年1月7日

 1975年に連続ドラマとして放送された「俺たちの旅」。その後も主人公たちの人生の節目ごとにスペシャルドラマが制作されてきた同シリーズの20年ぶりとなる続編『五十年目の俺たちの旅』が1月9日から全国公開される。70代を迎えたカースケこと津村 … 続きを読む

松下奈緒「家族とは無償の愛、力がある存在」 “夫の遺体の取り違え”から始まる衝撃作 「夫に間違いありません」【インタビュー】

ドラマ2026年1月5日

 松下奈緒が主演するドラマ「夫に間違いありません」(カンテレ・フジテレビ系)が、1月5日から放送がスタート(毎週月曜よる10時放送)。本作は、主人公・朝比聖子が夫の遺体を誤認し、保険金を受け取った後に死んだはずの夫が帰還するところから始まる … 続きを読む

Willfriends

page top