加藤諒「“加藤諒が出ているなら、絶対面白い作品になる”と思ってもらえるのが夢」 ハマり役・舞台「パタリロ!」最新作が上演決定【インタビュー】

2022年8月3日 / 08:00

 10歳のときにTV番組「あっぱれさんま大先生」でデビュー。その後は、俳優として映画や舞台、さらにはバラエティー番組でも活躍する加藤諒。数々の作品に出演し、若手実力派のバイプレーヤーとして注目されている。そんな加藤の“ハマり役”との呼び声が高い舞台「パタリロ!」の最新作、舞台「パタリロ!」~ファントム~が9月1日から上演される。加藤に本作への意気込みやこれまでの俳優人生について語ってもらった。

加藤諒 (C)エンタメOVO

-シリーズ4作目となる「ファントム」は、原作の中でも人気の高いストーリーですが、加藤さんからみてどんなところが魅力でしょうか。

 バンコランとマライヒ、ザカーリ、ミスターフーとの恋愛模様は魅力的で面白いと思います。ザカーリの執着心や、ミスターフーのちょっとしたミステリーが、僕はすごく面白いと思ったので、それらが舞台でどう表現されるのか、僕自身すごく楽しみです。

-シリーズを通して同じ役を演じ続けることで、芝居に変化はありましたか。

 初演のときはあまり余裕がありませんでしたが、だんだんと冷静に自分を見られるようになってきたと思います。ミーちゃん先生(原作者の魔夜峰央)が、初演のときから、「60パーセントの力でやってほしい」と言ってくださっていたのですが、それが(シリーズ3作目の)「霧のロンドンエアポート」でやっとできたように思います。お客さんに伝わる声の大きさが分かってきて、自分なりに力を抜いて演じることができました。

-座長としては、本作に対してどんな思いがありますか。

 前作「霧のロンドンエアポート」は、特に若いキャストが多かったので、お芝居で引っ張っていかないといけないという意識は強く持っていました。「パタリロ!」はコメディーなので、余計に先陣を切って「こういう世界観なんだ」というのを見せていかないといけないな、と。(魔夜メンズ役の)小沢道成さんや(歌姫役の)中村中ちゃんが、僕をサポートしてくださっていたので、今回も一緒に出演できるのがすごくうれしいです。

-前回は、若いキャストの人たちとはどのように交流をしていったのですか。

 みんな、ゲームが好きなんですよ。それで、稽古が終わった後、「今日は何時からゲームをしましょう」とみんなで決めて(笑)。音声通話をつなげながら、みんなで通信でゲームをしていました。それで距離が近くなれたように思います。新型コロナがあって、ご飯に行くこともできない状況だったので、ゲームは大切なツールでした。

-今回もまた、新しいキャストが出演しますね。

 皆さんとご一緒できるのをすごく楽しみにしていますが、特に(ヒューイット役の)丘山(晴己)さんと共演できることが楽しみなんです。初演のときに、ミーちゃん先生が「この舞台でブロードウェーに行きたい」とおっしゃっていたこともあり、ブロードウェーのステージを経験されている丘山さんが入ってくださることで、またみんなの士気が上がると思います。

-加藤さん自身のことについても聞かせてください。そもそも芸能界に入りたいと思ったきっかけは何だったのですか。

 ダンスを習っていたのですが、そのダンススタジオの先生から「あっぱれさんま大先生」のオーディションがあると聞いて、東京に遊びに行きたいという思いで応募しました。実はそのとき、オーディションに1度は落ちてしまったんですよ。ですが、収録に呼ばれて、そうしたらまさかのレギュラーになることができたので、両親も驚いていました(笑)。

-「俳優で生きていこう」と決めたきっかけは?

 14歳の時に『HINOKIO』という映画に出演させていただいたときです。そのときから役者をやりたいと強く思うようになりましたが、その後も学業を優先していたので、学校にはしっかりと通っていて…。それで、大学受験のときに親ともめたんです。僕は、唯一自分が続けられると思ったのがエンターテインメントの世界だったので、その世界で生きていきたいと親に伝えたのですが、親は食べていける保証はないから手に職をつけてほしいと。そうした話し合いの中で、(映像演劇学科がある)多摩美術大学を受験して落ちてしまったらもう諦めようとなったのですが、合格することができたので、今もこうして続けています。両親とは対立してしまったこともありましたが、今は一番のファンでいてくれていますし、家族の支えがなかったら続けてこられなかったと思うので感謝でいっぱいです。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「栄養たっぷりないちごを食べて、元気にライブに来て」 「原因は自分にある。」大倉&吉澤が渋谷で呼びかけ

2026年2月2日

 7人組ボーカルダンスグループ「原因は自分にある。」の大倉空人と吉澤要人が2月1日、東京・渋谷で開催された「とちぎのいちごふぇす2026」のトークショーに登壇した。  このイベントは、収穫量日本一の「いちご王国」栃木県産いちごの魅力を味わっ … 続きを読む

「リブート」「もうみんながリブートしていそうな気がする」「シュークリームが食べたくなる」

ドラマ2026年2月2日

 日曜劇場「リブート」(TBS系)の第3話が、1日に放送された。  本作は、最愛の妻の死をめぐってうそと真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒濤のスピードで展開していく“エクストリームファミリーサスペンス”。鈴木亮平が善良なパティシエと悪 … 続きを読む

「パンダより恋が苦手な私たち」「椎堂先生(生田斗真)ってモデルさんだったの?」「動物の求愛行動から恋愛を学ぶって、雑学としても面白い」

ドラマ2026年2月2日

 「パンダより恋が苦手な私たち」(日テレ系)の第4話が、31日に放送された。  本作は、仕事に恋に人間関係…解決したいなら“野生”に学べ! 前代未聞、動物の求愛行動から幸せに生きるためのヒントを学ぶ新感覚のアカデミック・ラブコメディー。(* … 続きを読む

「DREAM STAGE」“吾妻”中村倫也のせりふに「心を打たれた」 「寝起きの吾妻PDの破壊力がすごい」「闇鍋には笑った」

ドラマ2026年2月1日

 中村倫也が主演するドラマ「DREAM STAGE」(TBS系)の第3話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、K-POPの世界を舞台に、“元”天才音楽プロデューサーの吾妻潤(中村)が、落ちこぼれボーイズグループ「 … 続きを読む

小南満佑子、ミュージカル初主演に意気込み「身に余るほどの大きな挑戦になる」 ミュージカル「レイディ・ベス」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年1月31日

 約45年の長きにわたり英国に繁栄をもたらした女王・エリザベス1世の半生を大胆な解釈で描き出すミュージカル「レイディ・ベス」が2月9日(月)から上演される。タイトルロールとなるレイディ・ベスをダブルキャストで演じるのは、奥田いろは(乃木坂4 … 続きを読む

Willfriends

page top