「気持ちよく暢子と再会することができました」成長した和彦がついに登場! 宮沢氷魚(青柳和彦)【「ちむどんどん」インタビュー】

2022年5月28日 / 08:20

-宮沢さんが登場する第8週は、中心となる舞台が沖縄から東京に移っていますが、沖縄とのつながりはどう描かれるのでしょうか。

 横浜の鶴見や東京が物語の中心になりますが、和彦は沖縄のことを皆さんに伝えることをライフワークにしているので、沖縄とつながっていきます。暢子も家族が沖縄に残っているので、沖縄との関係は保たれたまま物語が進んでいきます。

-三線の特訓をしたと聞きました。演奏するシーンもあるのでしょうか。

 もともと、多少は弾けたので、少しでも自分に沖縄の文化を取り入れたいと思って練習しました。今のところまだどうなるか分かりませんが、弾く機会があったらいいですね。

-最後に、宮沢さんご自身の沖縄に対する思いを聞かせてください。

 幼い頃から沖縄には何度も訪れていて、今まで少なくとも14、5回は行っていると思います。最初は海で泳いだりするのが楽しかったんですけど、成長するにつれて沖縄の歴史や文化にも興味を持ち、ひめゆり記念館なども巡るようになりました。そういう意味では、僕はまだ28歳ですが、沖縄の変化や、沖縄がどのように日本と世界に認知されていったのかという過程は、自分なりにしっかり見てきたつもりです。最近も別のお仕事で沖縄を訪れるなど、ここ1、2年、沖縄との縁も深く、本土復帰50年の記念すべき年に沖縄を題材にしたこの作品に参加できることに運命的なものを感じています。沖縄に対する自分自身の好奇心を忘れずに演じていきたいと思います。

(取材・文/井上健一)

青柳和彦役の宮沢氷魚 (C)NHK

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

ハリウッド・リメイク決定!インド発ノンストップ・アクション!「日本の皆さんにも楽しんでいただけるはず」ニキル・ナゲシュ・バート監督『KILL 超覚醒』【インタビュー】

映画2025年11月13日

-その結果、完成したこの映画では、強盗団が使う刀やナイフのほか、列車備え付けのシャッターや消火器、乗客の荷物など、一見武器になりそうにない身近なものを使った多彩なアクションが見所です。そういうアイデアはどこから生まれたのでしょうか。  私は … 続きを読む

上白石萌歌「小さなお子さまから大人の方まで幅広く届いてほしいと思います」『トリツカレ男』【インタビュー】

映画2025年11月11日

-ジュゼッペ役の佐野晶哉さんの印象はいかがでしたか。  ご一緒するのは今回が初めてでした。先に佐野さんの声が吹き込まれている状態でアフレコをさせていただきましたが、1日だけ一緒にお芝居ができた日がありました。その時に、第一声から本当に迷いな … 続きを読む

八木莉可子「相反する二面性をどちらも大切にしたい」「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」【インタビュー】

ドラマ2025年11月10日

 草なぎ剛主演の月10ドラマ「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜午後10時)。第3話で強烈なインパクトを残したゆずは(八木莉可子)の母(雛形あきこ)が、再びHeaven’s messenger … 続きを読む

目黒蓮が抱いた“継承への思い” 妻夫木聡、佐藤浩市から受け取った“優しさ”と俳優としての“居住い” 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」【インタビュー】

ドラマ2025年11月9日

-目黒さんらしさを出しつつ、ドラマを見ている皆さんにも分かりやすいナレーション的なニュアンスでしょうか。  それもありますが、そこにただ声を当てているだけではなくて、後々に明かされてくる別の意味もある、といったようなストーリーを自分の中で組 … 続きを読む

堤真一、三宅唱監督「実はこういうことも奇跡なんじゃないのということを感じさせてくれる映画だと思います」『旅と日々』【インタビュー】

映画2025年11月6日

-シム・ウンギョンさんを演出してみていかがでしたか。 三宅 よくバスター・キートンの映画の話をしていたので、ある種の軽やかさをお持ちなんだなと思いました。それはウケを狙うということではなくて、徹底的に真剣なんですけど、それが重くなるのではな … 続きを読む

Willfriends

page top