エンターテインメント・ウェブマガジン
Sexy Zoneの佐藤勝利が主演する「WOWOWオリジナルドラマ 青野くんに触りたいから死にたい」の放送・配信が3月18日からスタートする。本作は、椎名うみの同名コミックを実写化。佐藤が演じる高校生の青野龍平は、同級生の刈谷優里と交際を始めて2週間で亡くなってしまう。青野が幽霊となって再び優里のもとに現れるというホラーラブストーリーが展開する。“絶対に触れ合えない”2人の恋を、胸キュンストーリーや背筋が凍る本格Jホラー描写を交えながら描く。天然で猪突(ちょとつ)猛進なヒロイン・優里を演じた高橋ひかるに、作品の見どころや佐藤の印象、撮影現場でのエピソードなどを聞いた。
タイトルが印象的だったので、どんなお話なのだろうと思って読んだら、あまりにもパワーがあってドキドキしましたし、その反面キュンキュンもするし、今まで読んだことがない新感覚のお話で、すごく引かれました。どうやって実写化するんだろうというシーンも多かったので、すごくワクワクしました。
漫画作品の実写化なので、原作の世界観を存分に生かすというのは絶対にありましたし、青野くんと優里の2人の空間は、すごく幸せなものにしたいなと思っていました。2人は時々けんかをしたり、普通のカップルと変わらないのですが、ただ触れることができないという障害があって。幸せだからこそ、その障害がつらく見えてくると思うので、2人の空間を大切に演じました。
私は優里に共感できるところが多くて。一目ぼれをしやすいところだったり、人見知りだったり、物ごとを深く考えずに感覚的に行動してしまうところは私にもあるので、自分の実体験から引っ張りながら役を作っていきました。原作の世界観を大切にして、優里を原作に忠実に演じたいとも思っていたので、受験生の参考書のように、現場でも家でも、常に原作漫画を持ち歩いて、漫画から多くのことを受け取っていました。
はい、ひょう依しているシーンでは、自分が青野くんを演じるというよりは、佐藤さんが作られている青野像を受け継いで、ちょっと拝借するような気持ちでエッセンスをもらいながら演じました。佐藤さんが演じている青野くんは、こういう癖があるんだなとか、常に見させてもらっていました。
佐藤さんは、明るい方でムードメーカー的な存在でした。私は初対面のときは、すごく緊張してしまうタイプで、話せなくなってしまうときがあるのですが、そんな私でも、すごく話しやすい雰囲気を作ってくださって、話し掛けてくださいました。撮影現場では、勝利さんがやったことに対して、皆がつい笑ってしまったり、笑顔にしてくれていたので、周りのことをすごく見ている方だなと思いました。
愛犬のお話だったり、たわいのない話をしたりしていました。それこそ、役について、青野くんがひょう依した優里を私が演じるときは、「どういう風に演じるといいと思いますか?」と相談すると、実際に一緒の気持ちになって考えてくださって、「自分だったらこうやるかな」という答えをスマートに出してくださったりしたので、私自身も助けられました。
映画2025年9月18日
『宝島』(9月19日公開) 1952年、米軍統治下の沖縄。米軍基地を襲撃して物資を奪い、困窮する住民たちに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちがいた。 村の英雄でリーダー格のオン(永山瑛太)と弟のレイ(窪田正孝)、彼らの幼なじみ … 続きを読む
2025年9月18日
朝鮮の文化を近代日本に紹介した民藝運動家の柳宗悦や陶芸家の河井寛次郎。彼らが1930年代に見た朝鮮の風景に憧れ、1970年に韓国の農村を訪れたのが写真家の藤本巧さんだ。以来50年以上にわたり、韓国の人々と文化をフィルムに刻み続けてきた。 … 続きを読む
映画2025年9月18日
世界的なスター指揮者のティボ(バンジャマン・ラべルネ)は、突然白血病を宣告され、ドナーを探す中で、生き別れた弟のジミー(ピエール・ロタン)の存在を知り、彼の隠れた音楽的な才能にも気付く。兄弟でありながらも異なる運命を歩んできた2人。ティボ … 続きを読む
映画2025年9月16日
東日本大震災から10年後の福島を舞台に、原発事故で引き裂かれた家族と青春を奪われた若者たちの姿を描いた『こんな事があった』が9月13日から全国順次公開中だ。監督・脚本は、『追悼のざわめき』(88)などで日本のみならず世界の映画ファンから支 … 続きを読む
映画2025年9月12日
ニューヨーク・ブルックリンで暮らすアジア人夫婦を主人公に、息子の誘拐事件をきっかけに夫婦の秘密が浮き彫りとなり家族が崩壊していく姿を、全編NYロケで描いた『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』が、9月12日から全国公開され … 続きを読む