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藤田 幼少期をイギリスで過ごした後に、大学で日本に戻ってきたのですが、その当時、気持ちが落ちていたときにドラマを見ることで元気をもらうことができたのがきっかけでした。俳優は元気を与えられる仕事だと感じたのです。それで演劇を始めたのですが、作品を作る難しさや無事に公演を終えたときの達成感を味わい、続けていきたいという思いが強くなり、今に至ります。
福山 僕は、今回、初めて海外で制作された作品に出演するので、イギリスチームがとても細かいこだわりを持って作っているということに驚きました。先日、衣装合わせがあったのですが、袖や襟元の1センチの差異まで突き詰めていて、まるまる1日かかったんです。細部にまでこだわって、ものづくりをする姿勢を間近に見て、改めてイギリスチームの作品への愛に気付かされました。
藤田 世界各国で大ヒットした舞台のアジア初演です。プレッシャーももちろんありますが、アルバスと一緒に僕自身も成長して、楽しみながら、気張りつつ、苦しみつつ、もがきながら演じていければと思っています。
福山 この作品は、難しいことは考えずに、劇場に来ていただいて体験していただければ、その魅力が分かると思います。舞台は敷居が高いと感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ一歩、踏み出して見に来ていただけるとうれしいです。
(取材・文・写真/嶋田真己)
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、7月8日から都内・TBS赤坂ACTシアターでロングラン上演。(プレビュー公演は、6月16日~7月7日)
公式サイト https://www.harrypotter-stage.jp
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