エンターテインメント・ウェブマガジン
「俺も赤胴鈴之助をやったよ」ということは伝えたいですし、父も喜んでくれていると思います。「赤胴鈴之助」は僕ら親子のものでもないですけれど、僕の中では、父から受け継いだ役だという気持ちでやらせてもらったので、その思いは伝わっていると信じています。
昨年は、本作のほかにも自主公演の「新作歌舞伎 赤胴鈴之助」や、僕と山崎育三郎と城田優の演劇プロジェクト「IMY」で、舞台「あくと」を企画制作したのですが、自分で設定や構成をゼロから考えて作ることは、苦労もありますが、喜びと楽しさは、ひとしおだなと感じたので、今後も継続してやっていきたいです。演じるだけではなくて、演出を含め、作り手として支えることにチャレンジしていきたいです。
今まで見たことがないような設定と登場人物と世界観が入り混じった、低予算ドタバタコメディーになっています。手作り感とわれわれのチームワークが作り上げた、笑いの世界観を楽しんでほしいですし、何より「赤胴鈴之助」という作品を多くの方に知っていただいて、原作も見ていただきながら、「どれだけいじくっているんだよ」ということを楽しみながら、見ていただきたいです。
(取材・文・写真/小宮山あきの)
真夜中ドラマ「まったり!赤胴鈴之助」は、毎週土曜、深夜0時56分から1時26分、テレビ大阪、同日深夜0時から0時30分、BSテレ東で放送中。
公式サイト https://www.tv-osaka.co.jp/akado_suzunosuke/
舞台・ミュージカル2025年7月3日
▽長い時を刻む、大衆文化とは異なる魅力 -Kカルチャーが世界で注目される今、今回のような舞台表現はKカルチャーの中にどう位置づけられると思いますか? K-POPや映画などの大衆文化も素晴らしいですが、伝統芸術はそれよりもはるか以前から続い … 続きを読む
映画2025年7月3日
-実際に演じてみて感じたことや、演じる上で心掛けたことや気を付けたことはありましたか。 自分が桐島を演じる上で一番重要だと思ったのは、(偽名の)「ウチダヒロシ」として、1人の部屋で朝を迎えて、窓を開けてコーヒーを飲んでというシーンでした。 … 続きを読む
ドラマ2025年7月2日
磯村勇斗主演、堀田真由、稲垣吾郎が出演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”「僕達はまだその星の校則を知らない」が7月14日から放送スタートする。本作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村勇斗)が、少 … 続きを読む
ドラマ2025年7月1日
ドラマ「私があなたといる理由~グアムを訪れた3組の男女の1週間~」が、7月1日からテレ東系で放送がスタートする。本作は、グアムを訪れた世代が違う男女3組のとある1週間を描いた物語。30代の夫婦(蓮佛美沙子、溝端淳平)、20代の大学生カップ … 続きを読む
ドラマ2025年6月29日
-それが変わってきたということでしょうか。 物事は、ある程度加速がつき、歯車がスムーズに回り始めれば、少ないエネルギーで進んでいくようになりますが、スタートするときは膨大なエネルギーが必要です。この作品もそういう過程を経て、ようやく彼が笑 … 続きを読む