エンターテインメント・ウェブマガジン
内藤 僕が「仮面ライダーセイバー」をオールアップしたときにまず感じたのは、「1年間、本当に早かったな…」ということです。振り返ってみると、最初の頃、僕は監督に言われるまま演じていただけでした。それが回を重ねるうち、「神山飛羽真という人間を一番知っているのは自分だ」という気持ちが生まれ、監督に対して自分の思いをぶつけられるようになったんです。でも、「そういう気持ちをもっと早く監督にぶつけておけばよかった」という反省もあります。だから、僕からは「1年間、『機界戦隊ゼンカイジャー』のことだけ考えて、監督とぶつかり合い、最後はみんなで笑って終われるようにしてほしい」という言葉を贈ります。
駒木根 ありがとうございます。頑張ります。
内藤 僕がこの映画で一番頑張ったのは、大人になったルナ(「仮面ライダーセイバー」で物語のカギを握る少女/横田真悠)と会うシーンを、ワンカットの長回しで撮影したことです。台本で6ページぐらいある場面を、カメラを回したまま、芝居をしている間にスタッフさんや映らないキャストが見えないように移動して…という方法で、12時間かけて撮影しました。この先も、こんな現場を味わえるのかな…というぐらい貴重な体験だったので、僕自身にとっても、神山飛羽真としても、一つの集大成になりました。映画としても大きな見どころなので、ぜひご覧ください。
駒木根 「機界戦隊ゼンカイジャー」は、スーパー戦隊のアニバーサリー作品ということで、スタートから華々しくやらせていただいた上に、今回は仮面ライダーと共闘という、さらに素晴らしい舞台を用意していただきました。「仮面ライダーセイバー」の皆さんはもちろん、歴代のスーパー戦隊や仮面ライダーに胸を借りるつもりで、伸び伸びとやらせていただき、しっかりと僕らの色は出せたかなと思っています。スーパー戦隊や仮面ライダーの偉大さを、身を持って感じることができ、これから後半戦を戦っていく自信になりました。アニバーサリー作品としても豪華に仕上がったので、皆さんにご覧いただけるのが楽しみです。
(取材・文・写真/井上健一)
映画2025年11月6日
-シム・ウンギョンさんを演出してみていかがでしたか。 三宅 よくバスター・キートンの映画の話をしていたので、ある種の軽やかさをお持ちなんだなと思いました。それはウケを狙うということではなくて、徹底的に真剣なんですけど、それが重くなるのではな … 続きを読む
映画2025年11月1日
『盤上の向日葵』(10月31日公開) 信州の山中で身元不明の白骨死体が発見される。現場には、この世に7組しか現存しない希少な将棋駒が残されていた。駒の持ち主は、将棋界にすい星のごとく現れた天才棋士・上条桂介(坂口健太郎)であることが判明。 … 続きを読む
ドラマ2025年10月31日
福本莉⼦と⾼橋恭平(なにわ男⼦)がW主演するドラマW-30「ストロボ・エッジ Season1」が31日午後11時から、WOWOWで放送・配信がスタートする。本作は、咲坂伊緒氏の⼤ヒット⻘春恋愛漫画を初の連続ドラマ化。主人公の2人を軸に、 … 続きを読む
ドラマ2025年10月31日
-本作では主演の髙石さんの持ち味が存分に発揮されている印象ですが、共演の感想はいかがですか。 高石さんは、せりふなのか、素で笑っているのか、最初の頃はわからなかったくらい、お芝居が自然でなじんでいる感じがあります。それくらい、ご本人が面白 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年10月31日
-今回演じるそれぞれの役柄については、今はどのように捉えていますか? 阿部 ミュージカル俳優という役柄です。離婚したいと言っていますが、ずっと裁判をしているので本当は嫌いじゃないんでしょうね。最後は優しくなるんですよ。 松 そんなところまで … 続きを読む