【インタビュー】ドラマ「春の呪い」高橋ひかる 亡き妹の婚約者との“いけない恋”を描く本作は「『ねたみ』という言葉がぴったりの作品」

2021年5月24日 / 08:30

-どんなところに注目して、ドラマを見てもらいたいですか。

 夏美も冬吾も一歩間違えれば、すごくひどい人に映ると思うんです。工藤さんとも現場で「好きになる感情は止められないよね」と話していたのですが、それぞれの真っすぐな気持ちとか、登場人物3人の気持ちのすれ違いとか、感情と行動が食い違うところを見てほしいです。

-ドラマを楽しみにしている視聴者に、メッセージをお願いします。

 夏美と冬吾が、春を通して成長していくところが見どころになっています。2人の関係は「恋」ではなくて「愛」だなと感じたので、2人を見てほほ笑ましく思ってもらえるとうれしいです。

-高橋さんにとって、「恋」と「愛」の違いとは?

 「恋」は自分に浸っていて、「何で会ってくれないの?」と言ったり、自分中心なところがあるのかなと思います。「愛」は無条件でその人自身を認めていて、家族に感じる愛に近いのかなと思います。夏美と冬吾の間にも、そういう部分が垣間見えるので、応援してもらえるような2人でいられたらなと思います。

(取材・文/小宮山あきの)

2話場面カット(C)テレビ東京

 ドラマ「春の呪い」は、毎週土曜午後11時25から、テレビ東京ほかで放送中(全6話)。

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