エンターテインメント・ウェブマガジン
舞台「魔界転生」が5月4日から上演される。本作は、1967年に単行本化された、山田風太郎の『おぼろ忍法帖』が原作。2018年に上川隆也が、魔界からよみがえった剣豪たちとの闘いに挑む柳生十兵衛を演じて大ヒットを記録した。再演となる本作では、初演に続き堤幸彦が演出を担当、上川が柳生十兵衛役を続投するほか、小池徹平、藤原紀香ら、初参加組も交えて新たな「魔界転生」が上演される。今回は、柳生十兵衛と対峙(たいじ)する最大の強敵・天草四郎役の小池徹平に、本作の見どころや、稽古場でのエピソードを聞いた。
演出の堤(幸彦)さんとご一緒したことがなかった中でのオファーだったこともあり、素直にうれしかったです。普段はミュージカルに出演させていただくことが多く、ストレートプレーの作品は今回で2本目。なので、お話を頂いたときには「やらせてください!」と即答でした。
「金田一少年の事件簿」をはじめ、堤さんの映像作品を見ていたので、堤さんの作品とともに育ったといっても過言ではないんです。なので、そんな方とご一緒できるなんてありがたいですし、舞台での活動を見てオファーしてくださったと聞いて、大好きな舞台で共演できる喜びでいっぱいになりました。
もちろんです。映像資料を頂いて見たのですが、プロジェクションマッピングを使った映像の迫力やフライングなど、派手な演出にも目を奪われました。今回は新型コロナウイルスの影響で、そういった演出を行うのは難しいと思うのですが、たくさんの人が一度に舞台に出てくる場面もあって、その勢いにただただ圧倒されました。
東京で最も長い歴史を持つ劇場ということで、その歴史をひしひしと肌で感じる時間になりました。「この舞台で、歴代のたくさんの役者が公演をしてきたのか」と感慨深かったですし、新しい劇場に立つという面での高揚感もありました。5月の明治座での公演に向けて、程よい緊張感も得られた気がしています。
もともと、ウエンツ瑛士とWaTで活動をしていたときに、前半1時間を芝居、後半はライブをするという「アクトライブ」をやっていたのですが、その当時から舞台には興味を持っていました。演出家の藤森一朗さんが主催しているAir studioで、ワークショップを含めてお芝居の勉強をさせてもらっていたので、舞台での活動に憧れていたんです。なので、特別なきっかけがあったわけではなく、初舞台のときは「やっと夢がかなった!」という気持ちでした。
映像はせりふのインプットとアウトプットが早く、撮り終わったら新しいシーンへ進んでいきますが、舞台は、一つの台本を読み込んで、稽古を通して練り込んでいくところが魅力だと思います。かめばかむほど味が出ると言ったらいいのでしょうか。稽古期間を通して役や座組みととことん向き合えるところも好きです。
上川さんは遊び心がある方で、いつも稽古場を盛り上げてくれています。私語も厳禁で、食事もできない中でもこんなに楽しいんだから、そうじゃなかったらもっとすごいんだろうなと思います。エンターテイナーで、気配り上手な上川さんにいつも助けられています。
ドラマ2026年4月3日
現代医療のセーフティーネットというべき療養病棟を舞台にした沖田×華のコミックを原作に、死を迎える人が最後に出会う人=看護師の目線で死と生を描いた「お別れホスピタル」。2024年に放送されたこのドラマの続編「お別れホスピタル2」が、4月4日 … 続きを読む
ドラマ2026年4月2日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。3月29日に放送された第12回「小谷城の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月2日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼太宰府天満宮で神道 … 続きを読む
映画2026年4月2日
NHKの大河ドラマ「光る君へ」(24)で注目を集め、今年も続々と出演作が公開されるなど、今最も勢いのある若手俳優の1人・南沙良。さまざまな作品に意欲的に取り組んできた彼女が新たに挑んだのは、アクションの本場・香港との合作映画。 それが、 … 続きを読む
映画2026年4月2日
人生に退屈していた平凡な主婦が金(きん)の魅力にとりつかれ、100億円相当の金の茶わんを盗み出そうとする姿を描いたクライムコメディー『黄金泥棒』が4月3日から全国公開される。実在の事件から着想を得た本作で、主人公の主婦・美香子(田中麗奈) … 続きを読む