エンターテインメント・ウェブマガジン
僕は、前半に伏線をちりばめておいて、それを後半で見事に回収していくというタイプの作品が大好きなのですが、これはその究極の作品だと思います。しかも、SFであり、冒険活劇であり、ラブストーリーであり、コメディーであり、ヒューマンドラマでもある。ぜいたくな幕の内弁当みたいです。それで、なぜ日本人がこんなにこの映画のことが好きなのかと考えたら、最近分かりました。この映画は、ちりばめられた伏線が、最後に一気に“倍返し”で解決するんです。つまり、最後に全部がつながるあの爽快感は「半沢直樹」によく似ていると思いました。落語のように、最後にちゃんと「なるほど」という落ちが付く、というパターンが日本人は好きですから。それに、この映画を何度も見ると、最初は気が付かなかった小ネタに気が付いたりもします。
僕は今54歳ですが、二十歳過ぎから、人生の半分以上、マイケルを演じているわけです。ですから、半ばもう同一人物のような(笑)…。前世では兄弟だったんじゃないかと思うぐらい、本当にもう他人とは思えないんです。これはよく話すエピソードなのですが、あるドラマでご一緒した俳優さんのアメリカ人の友だちが、日本に来たときに、たまたま「ファミリータイズ」を見て、「何でマイケル・J・フォックスが日本語をしゃべっているんだ」と言ってくれたそうです。その言葉は僕の心の支えになりました。今は、とにかく、マイケルの復帰を心から願っています。彼が復活してくれないと、僕も彼の新作の吹き替えができないので…。1日も早く復帰して、また僕に演じさせてくださいとお願いしたいです。
(取材・文・写真/田中雄二)
映画2026年6月10日
-久しぶりの主演作を経験し、お芝居について改めて気づいたことはありますか。 今後は、今までとは違うお芝居のアプローチに挑戦していってもいいのかな、と考えるきっかけになった気がします。現場で「ああすればよかった」、「こうすればよかった」とい … 続きを読む
映画2026年6月5日
『サンキュー、チャック』 (5月1日公開)★★★ チャックとは一体何者なのか 大規模な自然災害と人災が次々と地球を襲い、世界は終わりを迎えつつあった。すると、街頭やテレビ、ラジオに突如として、「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい … 続きを読む
ドラマ2026年6月4日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=羽柴秀吉/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。5月31日に放送された第21回「風雲! … 続きを読む
映画2026年6月4日
-ジョーダン・ピールの映画は、アメリカではブラックコメディーとして捉えられていますね。その点は日本人とは感覚が違うと思います。穂志さんはドラマシリーズの「SHOGUN 将軍」にも出ていますが、外国人の監督やスタッフと一緒に仕事する時に違いを … 続きを読む
ドラマ2026年6月3日
韓国発のダーク・サスペンス小説を実写化したドラマ「連続ドラマW コンサルタント―死を執筆する男―」が、6月7日からWOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信される。本作は、ミステリー小説家志望の冴えない男・伊崎耀が謎の組織“カ … 続きを読む