エンターテインメント・ウェブマガジン
多分、コロナが世の中から消えるのには、まだ何年もかかると思います。なので、演劇界の在り方も今後、変わっていくのではないでしょうか。実際に、今も、稽古場ではいろいろな対策をしています。“憎きコロナ”と一緒に生活していくことを踏まえて、やっていくしかない。もちろん、お客さまで席がいっぱいになる日が早くくればいいなと強く思いますし、それを願っています。そのためにも、今は安全第一で、できるだけの対策をしながら演劇をお届けしていきたいと思います。
子どもと過ごすことが多かったです。一緒に多くの時間を過ごし、毎日子どもの成長を見ることができたのはすごく幸せな時間でした。それから、いろんな話を主人や私の母親としたり、それこそ今自分が抱えている悩みなどを打ち明けてみたり…。そういう身近にいる人たちとの絆が深まった時間でもありました。
底抜けに明るいコメディーなので、とにかく見に来てくれた方は、すごく元気になって帰れると思います。悲しい気持ちとか、ちょっと憂鬱(ゆううつ)な気持ちを、劇場に置いて帰っていただけるような作品です。ぜひ、お楽しみください。
(取材・文/山中京子)
ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」は9月4日~20日、都内・東急シアターオーブ、10月3日~9日、大阪・オリックス劇場で上演予定。
舞台・ミュージカル2025年7月18日
-「違和感を持ち帰ってほしい」ということですが、今の世の中、「分からないもの」は何かと切り捨てられがちです。その点については、どのようにお考えでしょうか。 まず、僕自身は分からないものを提示しているつもりはありません。だから、その人の中で … 続きを読む
映画2025年7月18日
『「桐島です」』(4日公開) 1970年代に起こった連続企業爆破事件の指名手配犯で、約半世紀におよぶ逃亡生活の末に病死した桐島聡の人生を高橋伴明監督が映画化。 桐島が逃亡中に何を考えどういう生活を送っていたのかは想像するしかない。だから … 続きを読む
イベント2025年7月14日
-先ほどグルメの話がちょっと出ましたが、台湾で撮影中の思い出とかエピソードがあれば。 台湾におじゃまさせていただいたのは、映画『テルマエ・ロマエ』の撮影以来2回目だったんですが、とにかくスタッフのみなさんと和気あいあい撮影が … 続きを読む
映画2025年7月11日
-最初に35ミリフィルムで撮ったというテロップが出ますが、画面の色遣いや音楽の使い方を見ていると、70年代のニューシネマのような雰囲気があると思いましたが、そういう狙いはあったのでしょうか。 その通りです。ただ、それはアメリカ映画に限った … 続きを読む
映画2025年7月10日
-2度の災害を経験して行き場のない怒りを抱いている山本が、ボランティアの若者と出会って心が解けていって笑顔を浮かべる場面が印象的でしたが、若者役の小林虎之介さんとの絡みはいかがでしたか。 僕は若い人と芝居をするのがすごくうれしいんです。今 … 続きを読む