エンターテインメント・ウェブマガジン
マザコンの高政にとっては、唯一のよりどころでした。道三と深芳野の仲むつまじい姿を何度も見せられますが、それは母が高政への家督相続を確実にするためにやっていることだと理解できなかった。そんな母の愛、母の思いに気付かず、母まで道三の元に行ってしまったら、自分は1人になってしまうという孤独感があったのではないでしょうか。母親への愛が悲しみではなく憎しみに変わり、さらにそれが復讐(ふくしゅう)へと変わっていく…。まるで『スター・ウォーズ』みたいです(笑)。
人に翻弄され、時代に翻弄される中で、高政がどのように長良川の戦いに向かうのか。どのように偉大な父・道三と戦い、どのように終焉(しゅうえん)に向かっていくのか、楽しみにしていただきたいです。この長良川の戦いで一つの時代が終わります。光秀もようやく世に出ていくことになり、三英傑も活躍し、これからますます面白くなっていくはずです。今回はどの人物も全く新しいイメージで描かれているので、今後が楽しみです。僕自身はクランクアップしてしまいましたが、もう一度出演したくなりました(笑)。
(取材・文/井上健一)
映画2025年8月15日
-ネプトゥーヌス国王役の三宅さんはいかがでしょうか。人魚という設定の上に、娘と接するときと、それ以外では雰囲気がだいぶ違いますが。 三宅 ネプトゥーヌス国王は、「屈強で、威厳があり、でも娘に甘い」。最初にその3つのファクターを大事に、と伺い … 続きを読む
映画2025年8月14日
-リアム・ヘムズワースとラッセル・クロウを演出してみていかがでした。 2人とも自分が演じるキャラクターを見いだすための努力を惜しまず、そのキャラクターの中にある真実や誠実さを見つけてくれます。さらにそのキャラクターにエンタメ性や楽しさも持 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月14日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼みなさん、こんにちは 日本の伝 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月11日
-本作はドラマ制作の現場が舞台の物語で、いとうさんはドラマ主演俳優の癖のあるマネジャー役です。 いとう 役者さんのマネジャーさんについて正直知らないこともありますが、ある意味役者をよく見せたい、役者の魅力を伝えたいという芯は想像できます。た … 続きを読む
映画2025年8月10日
また、ジョン・ウィリアムズ作曲のオリジナルテーマ曲の流用は、先に公開された『スーパーマン』同様絶大な効果があり、恐怖とユーモアの同居は、スピルバーグが得意とする演出法だ。 また、「以前から、フィルムで撮影し、自然な映画的な質感を表現した … 続きを読む