【インタビュー】ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」中川晃教「この作品で、日本ミュージカル界に爪痕を残したい」

2020年3月17日 / 12:00

-ミゲルを演じるのは、Kバレエ カンパニーのプリンシパル・宮尾俊太郎さんですが、宮尾さんの印象は?

 宮尾さんが所属するKバレエ カンパニーは日本でバレエというものを根づかせて、その魅力を今なお作り続けている素晴らしいけん引力を持ったカンパニーです。僕は、以前、「シンデレラ」の公演を見させていただいたことがあるのですが、そのときに、宮尾さんの立ち居振る舞いや、存在感、言葉ではなく肉体で表現している姿に感動を覚えました。一方、僕たちが出演しているミュージカルはお芝居から派生して、その人間がどういう人間かというのを読み解き、深め、そして音楽で表現します。そのそれぞれが持っているポテンシャルが合わさり、新たなオリジナルミュージカルとして本作が生まれようとしています。それを宮尾さんと一緒に作り上げられることにワクワクしています。

-改めて、舞台への意気込みをお願いします。

 芸能活動20周年に向けて重要な位置にある作品でもありますし、自分にとってターニングポイントになる作品だと思っています。このそうそうたるメンバーの中で、座長としてドンと構え、そして一方で周りを気遣い、自分がすべきことをしていかなければいけないこともあることも実感しています。今回、実力、人気ともに高い若いキャストの方々、そしてそれぞれのフィールドで活躍する同年代の方々が集まって、こうして一つの作品を作り上げることになりました。今、僕たちキャストが巡り合って、新たなミュージカルを作ることができるのは奇跡だと思っています。このオリジナルミュージカル作品で、日本ミュージカル界に爪痕を残したいと思っています(笑)。

(取材・文・写真/櫻井宏充)

ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」(C)惣領冬実・講談社/ミュージカル『チェーザレ 破壊の創造者』製作委員会

 ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」は2020年4月13日から5月11日、都内・明治座で上演。
公式サイト https://www.cesare-stage.com/

 

  • 1
  • 2
 

関連ニュースRELATED NEWS

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

西島秀俊「人間は互いに支え合い、助け合って生きている」入魂のヒューマンドラマで、スペシャルニーズの子どもたちと共演『時には懺悔を』【インタビュー】

映画2026年8月26日

-しんすけさんを含め、スペシャルニーズの方々やそのご家族にお会いしたことで、作品に取り組むお気持ちに変化はありましたか。  最初にお会いしたとき、ご家族から「俳優として接してください」とお話がありました。「やりたいことは遠慮しないでください … 続きを読む

【K-POPもKドラマも深読みしたら韓国が見えた】#MOMOはなぜ、同い年のアナウンサーを「友達」と呼んだのか――韓国語「チング」のもう一つの意味

2026年8月25日

 K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む

毎熊克哉、近藤華「見えないという恐怖をちょっと和らげてくれる映画だと思います」『見えない娘 THE INVISBLES』【インタビュー】

映画2026年8月25日

近藤 風子が映画を撮ることに興味があるのは、自分ともすごく似ているところだったので、近藤華のオタク的な部分を出して演じた部分はありました。風子は年齢的に子どもでも大人でもない時期なので、自分は大人だと思って背伸びをしているところから、だんだ … 続きを読む

上田竜也&川島如恵留、初共演の二人がバディを組んで事件を解決「お互いに切磋琢磨し合えるような稽古場に」 「ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年8月22日

 上田竜也と川島如恵留が出演する、EX THEATER ARIAKE OPENING LINEUP「ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE」が10月6日から上演される。本作は、数々の文学賞の受賞歴を誇る作家・青崎有吾による人気小説シ … 続きを読む

横浜流星「毎回皆さんをハラハラさせながら、しっかりと心に届く作品をお届けできるよう日々撮影に挑んでいます」「LOST10」

ドラマ2026年8月14日

-今回の小駒という役をどう捉えてアプローチをしていますか。  小駒は、分かりやすいというか、正義感や行動力があって、豪胆で短絡的で、出世欲もあって、何度も異動届を出しているけど、それが認められず、地方の高齢化が進んでいる警察署の中では一番の … 続きを読む

page top