エンターテインメント・ウェブマガジン
「何となく出会った2人が恋に落ちる」という関係に、言いようのないリアリティーを作り上げていくところは見事です。小西さんが新人であるにもかかわらず、2人の間に全く違和感がない。それはやっぱり、窪田さん自身も汚れていないからだと思います。お芝居が上手…というよりも、お芝居していることに気付かせないすごさ。本当にすごいやつだな…と。
そうですね。でも、「その本当の魅力は何?」と考えてみると、非常に謎。ただ、当時と変わらず、今でも「すごい役者になるんじゃないか?」という可能性を感じるんです。ということは、今までは始まりに過ぎなくて、まだまだ彼は、僕らの知らない何かを秘めているのかもしれない。例えば、彼はこれから朝ドラ(連続テレビ小説「エール」。NHKで3月30日から放送開始)が始まりますが、朝ドラという枠の中で、今までの役者とは全く違うものを生み出す可能性があるんじゃないかと。それは、「ハリウッドに進出」というのと同じぐらい、価値観を覆すことかもしれない。そんな期待感があります。
(取材・文・写真/井上健一)
映画2025年8月15日
-ネプトゥーヌス国王役の三宅さんはいかがでしょうか。人魚という設定の上に、娘と接するときと、それ以外では雰囲気がだいぶ違いますが。 三宅 ネプトゥーヌス国王は、「屈強で、威厳があり、でも娘に甘い」。最初にその3つのファクターを大事に、と伺い … 続きを読む
映画2025年8月14日
-リアム・ヘムズワースとラッセル・クロウを演出してみていかがでした。 2人とも自分が演じるキャラクターを見いだすための努力を惜しまず、そのキャラクターの中にある真実や誠実さを見つけてくれます。さらにそのキャラクターにエンタメ性や楽しさも持 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月14日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼みなさん、こんにちは 日本の伝 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年8月11日
-本作はドラマ制作の現場が舞台の物語で、いとうさんはドラマ主演俳優の癖のあるマネジャー役です。 いとう 役者さんのマネジャーさんについて正直知らないこともありますが、ある意味役者をよく見せたい、役者の魅力を伝えたいという芯は想像できます。た … 続きを読む
映画2025年8月10日
また、ジョン・ウィリアムズ作曲のオリジナルテーマ曲の流用は、先に公開された『スーパーマン』同様絶大な効果があり、恐怖とユーモアの同居は、スピルバーグが得意とする演出法だ。 また、「以前から、フィルムで撮影し、自然な映画的な質感を表現した … 続きを読む