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「何となく出会った2人が恋に落ちる」という関係に、言いようのないリアリティーを作り上げていくところは見事です。小西さんが新人であるにもかかわらず、2人の間に全く違和感がない。それはやっぱり、窪田さん自身も汚れていないからだと思います。お芝居が上手…というよりも、お芝居していることに気付かせないすごさ。本当にすごいやつだな…と。
そうですね。でも、「その本当の魅力は何?」と考えてみると、非常に謎。ただ、当時と変わらず、今でも「すごい役者になるんじゃないか?」という可能性を感じるんです。ということは、今までは始まりに過ぎなくて、まだまだ彼は、僕らの知らない何かを秘めているのかもしれない。例えば、彼はこれから朝ドラ(連続テレビ小説「エール」。NHKで3月30日から放送開始)が始まりますが、朝ドラという枠の中で、今までの役者とは全く違うものを生み出す可能性があるんじゃないかと。それは、「ハリウッドに進出」というのと同じぐらい、価値観を覆すことかもしれない。そんな期待感があります。
(取材・文・写真/井上健一)
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