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共感よりも、感情移入してしまうシーンが多かったです。私は、猫がすごく好きなので、ヴィクトリアの悲しい過去には胸が締め付けられますし、(ジェニファー・ハドソンが演じる)グリザベラの華やかさだったり、美しい思い出を聞いて一緒に切なくなりました。私が歌う「ビューティフル・ゴースト」は捨て猫たちの切ない、悲しい気持ちがたくさんつまった曲なので、特に感情移入して歌えたと思います。猫好きの方には、絶対に見てもらいたい作品です。実は私、猫の役を演じるのは今回が2回目なんです。人生で2回も猫の役をやれるなんて思ってもいなかったので、切っても切れない縁があるんだなってすごくうれしかったです。今、実家でも猫を飼っているのですが、一生、猫と暮らしていこうと思いました(笑)。
ミュージカル版「キャッツ」の魅力を取り入れながらも、映像でしか表現できない作品になっていると思います。普遍的で、長く愛されている作品ですが、映画版では違うお話であるかのように、これまでとは違う魅力や面白さが見つけられると思うので、ミュージカルを見ている方も、見ていない方も楽しんでもらえると思います。
(取材・文・写真/嶋田真己)
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