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はい。準備もいりませんし、難しいことは何もありません。基本的には、カードに書かれた文字を読んでもらうだけですし、例えばかんでしまったり、言いよどんでしまっても何も問題ないので、気楽に来ていただければと。
この作品は、僕にとって全く想像がつかない、本当に新しい挑戦になると思いますが、飛び込むしかないと思って、臨んでいこうと思っています。僕たちの仕事は、お話を頂かないと成り立たない仕事です。なので、まずはやはり、僕を選んでくださったことに感謝の気持ちがありますし、僕を選んでくださった方の思いに応えたいと思っています。役者という仕事をさせていただいて20年がたちますが、振り返ってみると、怖いなと思って参加した作品の方が、終わった後に自分の視野が広がっているんです。覚悟を決めて挑んで、必死に戦えば、今までとは違う自分が見えてきて、それが成長につながって。なので、この作品が終わったときにも、一歩でも前進できていれば! という期待もあります。
アメリカでの観劇後、向こうで演じられていた役者さんとお話をさせていただく機会があったのですが、「この作品において、失敗ということは何一つないんだ。その日その日のお客さんとの間にどんなことが起きたとしても、全てが正解と思って前に進むことが大事だと思う」と。とても共感しましたし、この言葉を大切にして僕も臨みたいです。ぜひ気楽に劇場に来ていただきたいですし、ぜひひるまずに参加していただきたいです。何が起きても大丈夫! 一緒に今までにない特別な観劇体験を味わいましょう!!
(取材・文/嶋田真己)
「エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~」は1月25日~2月5日、都内・東京芸術劇シアターイーストほか、新潟、松本、名古屋、大阪、高知で上演。
公式サイト www.ebt-stage.com
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