【インタビュー】映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』デイジー・リドリー「レイが模索した答えが本作で明かされます」

2019年12月20日 / 10:00

-では、もし後輩に「『スター・ウォーズ』に出演してみてどうでしたか」と聞かれたら、どう答えますか。

 スタッフやキャストのみんなが言っている「最高の時を過ごすことができた」というのは真実です。ただ、『スター・ウォーズ』後の人生はまだ経験していないので、今は言葉にはできませんが、30年後も、みんなと今と同じような友情が続いていてほしいと思います。

-予告編を見ると「トゥギャザー」という言葉が出てきたりして、“仲間や友”という部分が強調されているように感じましたが、それが今回の大きなテーマの一つなのでしょうか。

 その通りです。レイは良い資質をたくさん持ったヒーローですが、それはフィン(ジョン・ボイエガ)もポー(オスカー・アイザック)も同じです。ただ、レイはフィンなしでは力を発揮することはできないし、フィンもポーがいなければ駄目です。つまり、ライトサイドの側にいるレイたちは、そうした関係性を持っています。そこが『スター・ウォーズ』の素晴らしいところです。今思いつきましたが、逆にカイロ・レン(アダム・ドライバー)は一人なんですね。彼は、その孤独や悲しみから湧く怒りを抱えているのかもしれません。反乱軍のレイたちは互いを頼ることができるし、大儀のために一つにまとまっているのですから。

-レイは謎の多いキャラクターですが、今回、彼女の両親については明らかになりますか。

 明らかになります。『~最後のジェダイ』が終わったとき、レイが学んだことについて、演じた私自身は満足していました。ただ、そのときに言われた言葉に対して、彼女は答えを求めているのではないかと感じました。彼女は前に進むために、失ったものについて知らなければならないと思いました。それを模索した答えが本作で明かされます。ただ、『スター・ウォーズ』の美しさは、血のつながった家族の物語でありながら、自分が誰かを選び、家族や友を作っていくという物語でもあるところだと思います。レイにとって、初めて出会った友人がフィンであったし、愛や友情でつながっていく関係が、人間にとってどのぐらい大きなものであるのかを知ることが大切なのだと思います。

(取材・文/田中雄二)

(C)2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

香川照之「僕の中では6人全員にモデルがいました」「連続ドラマW 災」【インタビュー】

ドラマ2025年4月4日

-なるほど。  でも、同一性というのは非常に厄介で、これは本当に同じ人なのかという疑問を持つわけです。本当は同一人物じゃないけど、それをメタファーとして見せているだけなのかもしれないし、もっと高尚に考えれば、その存在自体が本当にいるのかどう … 続きを読む

【週末映画コラム】壮大な“時間旅行”を定点観測で描く『HERE 時を越えて』/チームワークを旨とした戦争冒険映画『アンジェントルメン』

映画2025年4月4日

『アンジェントルメン』(4月4日公開)  第2次世界大戦下、イギリスはナチスの猛攻により窮地に追い込まれていた。特殊作戦執行部に呼び出されたガス少佐(ヘンリー・カビル)は、ガビンズ“M”少将とその部下のイアン・フレミングから、「英国軍にもナ … 続きを読む

草笛光子「老女がはちゃめちゃな、摩訶不思議な映画ですから覚悟してご覧ください(笑)」『アンジーのBARで逢いましょう』【インタビュー】

映画2025年4月3日

-松本動監督の演出について、また寺尾聰さんら共演者の印象をお願いします。  松本監督とは初めてでしたが、私の問い掛けにも親切に細かく答えてくれました。とにかく自由にやらせてもらいました。寺尾聰さんは、昭和49年のドラマ「天下のおやじ」で寺尾 … 続きを読む

門脇麦、「芝居に対してすごく熱い」田中圭と夫婦役で5度目の共演 舞台「陽気な幽霊」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年4月2日

-ところで、門脇さんは映像作品でもご活躍されていますが、舞台に立たれることに対してはどのような思いがありますか。  気持ちの面では変わらないですが、舞台はカメラが寄ってくれるわけではないので、声や体の所作で伝えなければいけないと思います。映 … 続きを読む

今田美桜「『アンパンマン』のように、幅広い世代に愛される作品に」連続テレビ小説「あんぱん」いよいよスタート!【インタビュー】

ドラマ2025年4月1日

-高知県の「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」も訪問されたそうですね、  「アンパンマンミュージアム」には二度伺いました。どちらの日も親子連れでいっぱいで、改めて『アンパンマン』という作品が幅広い世代に愛されていることを知り、「 … 続きを読む

Willfriends

page top