エンターテインメント・ウェブマガジン
(左から)アンソニー・ダニエルズ、ジョン・ボイエガ、J.J.エイブラムス監督、デイジー・リドリー、オスカー・アイザック
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の来日記者会見が12日、東京都内で行われ、出演者のデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンソニー・ダニエルズ、J.J.エイブラムス監督ほかが登壇した。
本作は、スカイウォーカー家の物語を描く『スター・ウォーズ』シリーズの完結編。
公開を前にした気持ちを聞かれた、主人公レイ役のリドリーが「撮影現場は最高でした。私たちはJ.J.たちが作った世界観に入っていって楽しく演じることができました。ただ、それが終わってしまうことは少し寂しい気がします」と答えると、アイザックもボイエガも同意し、しんみりとした雰囲気になったが、C-3PO役のダニエルズが「あと数日で、世界中に秘密にしていたことから解放されることにワクワクしています」と答えると、場内は和やかな空気に包まれた。
2016年に亡くなった、レイア姫役のキャリー・フィッシャーを、本作に登場させた意味について聞かれたエイブラムス監督は「僕たちは、レイア姫なしにスカイウォーカー家の物語を終わらせることはできないと思いました。でも、新しいキャストを使うことや、デジタル処理はしたくなかったので、撮りためたフッテージ(素材映像)を使って、新たに彼女のシーンを作りました。僕たちは、レイア姫というキャラクターはもちろん、女優キャリー・フィッシャーも大好きでした。観客にとっても、完結編で再びレイア姫に出会えることは大きな楽しみになるのではないかと思います」と語った。
また「レイの両親は明らかになる?」と質問されたリドリーは「明らかになります。『~最後のジェダイ』が終わったとき、レイが学んだことに対して、演じた私自身は満足していました。ただ、そのときに言われた言葉に対して、レイは答えを求めているのではないかと感じました。彼女は前に進むために、失ったものについて知らなければならないと思い、それを模索しました。その答えが本作で明かされます」と答えた。
「今回も、日本から影響を受けた要素はあったか」と聞かれたエイブラムス監督は「カイロ・レン(アダム・ドライバー)の割れたマスクを、金継ぎという日本の伝統技法を使って直すところがあります。レン騎士団はかなり黒澤明監督の作品から影響を受けています」と明かした。
最後に、本作の予告編でC-3POが「最後にもう一度だけ友人たちに…」と語るせりふの意味を聞かれたダニエルズは「これは大変美しいせりふです。いろいろな解釈ができます。仲間に別れを言う意味にも取れるし、観客の皆さんに向かっての言葉かもしれない…。お待ちいただくのもあと数日です。その間、どういう意味かをお考えいただきたいと思います」と、うまくはぐらかして笑いを誘った。
映画は12月20日全国公開。
ドラマ2025年7月11日
木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年7月11日
今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年7月11日
今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。 板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む
ドラマ2025年7月10日
「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。 本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む
ドラマ2025年7月9日
ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の制作発表会見が9日、東京都内で行われ、出演者の磯村勇斗、堀田真由が登場した。 本作は、独特の感性を持つがゆえに人生にも仕事にも臆病だった弁護士(磯村)が、少子化による共学化で揺れる私立高校に「 … 続きを読む